第3章 西部
ARCHTECTURE in WESTERN ARMENIA

アルメニア西部建築

神谷武夫

ホヴハナ修道院


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シーラーク県  SHIRAK PROVINCE

シーラーク県地図 地図

アルメニア共和国の 西部は、シーラーク県と アラガツォトゥン県、アルマヴィール県から成る。西側はトルコに接していて、かつてのアルメニアの首都 アニの遺跡が、シーラーク県とトルコの国境に またがっている。 ここが自由に行き来できたら、どんなによいことか。シーラーク県の県都は アルメニア第2の都市、ギュムリ(ソ連時代のレニナカン、人口約 17万人)である。



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マルマシェン MARMASHEN ***

マルマシェン修道院(ヴァンク)***
MARMASHEN VANK

マルマシェン  マルマシェン  マルマシェン

町から離れた 緑化地と荒蕪地の境に孤立して建っていて、アプローチ道路から見下ろす姿が きわめて印象的である。カトリケー(カテドラル)の前面のガヴィットおよび、さらに前面にあった円形聖堂は 失われてしまった。 四アプス型を矩形でなく円形の外郭で囲うという珍しいプランで、他にはガルニなどにもあったが、いずれも上部構造は現存しない。カトリケーは、アニのカテドラルも設計した アルメニア最大の建築家 、トルダトの設計と伝えられる。( PC.120, AA.553 )

平面図
マルマシェン修道院の平面図
(From "Architettura Armena" Paolo Cuneo, 1988, Deluca Editore)


マルマシェン  マルマシェン  マルマシェン


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マイシアン MAYSIAN *

ツィラナヴォル(聖母聖堂)*
TSIRANAVOR (Surp Astvatsatsin), 7c.

マイシアンン  マイシアン

初期の単純な十字架平面の小聖堂で、完全に修復されている。( PC.121 )


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ギュムリ(レニナカン) GYUMRI (LENINAKAN) **

ヨート・ヴェルク聖堂(聖母聖堂)*
YOT VERK, 19c.

ギュムリ  ギュムリ

シーラーク県の県都 ギュムリは、ソ連時代にはレーニンの名をとって レニナカンと呼ばれた。 1988年に スピタク地震で大被害をこうむった。
ヨート・ヴェルク聖堂はロシア正教の大聖堂で、広場の北側にある。( PC.118 )
7世紀のクマイリ聖堂。( EC.354 )



聖アメナプルキチュ聖堂*
SURP AMENAPRKICH (Holy Savior), 19c.

ギュムリ  ギュムリ

聖アメナプルキチュ聖堂は広場の南側にあり、なお修復工事中で、内部は足場のために撮影できなかった。アメナプルキチュとは救世主のこと。( PC.118 )



聖ヌシャン聖堂
SURP NSHAN, 1870

ギュムリ  ギュムリ

伝統的な姿を与えられた、近代の聖堂。( PC.118 )


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ノル・キャンク NOR KYANK *

聖グリゴール・ルサヴォリッチ聖堂
SURP GRIGOR LUSAVORICH, 6c.

ノルキャンク  ノルキャンク

ドームも失われ、入口も改変された古聖堂で、仮設の木造ラテルネンデッケ天井が印象的。


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アルティック ARTIK **

聖母(アストヴァツァツィン)聖堂
SURP ASTVATSATSIN, 5c.

アルティック

聖母聖堂は5世紀と、きわめて古いが、大半は破壊されている。隣に単廊式の聖堂の基礎部分が残る。( PC.110, EC.126dr, 254-5 )



聖サルキス聖堂
SURP SARKIS, 7c.

アルティック  アルティック

大規模な 4アプス式の聖堂。修復工事中。( PC.109, AA.494, EC.137-8dr, 294-7 )



ルンバタ・ヴァンク **
LMBATA VANK (Surp Stephanos), 6c.

ルンバタ  ルンバタ  ルンバタ

アルティックの北西の丘上の小聖堂。市内からも眺められ、丘上からの眺めも良い。( PC.113, MH.58, EC.132dr, 270-2 )



レルナケルト
LERNAKERT (Surp Stephanos), 4c.

レルナケルト  レルナケルト

最も単純な単廊式聖堂。(PC.108, EC.90図,180-1 )


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ハリチ HARICH ***

ハリチャ修道院(ヴァンク)***
HARICHA VANK, 1201

ハリチ  ハリチ  ハリチ

1201年建立の 聖アストヴァツァツィン(聖母)聖堂。( PC.112, AA.536, OK.263)
聖グリゴール聖堂は 7世紀。鐘楼は13世紀。( PC.112, MH.150, EC.139dr, 298-9 )

平面図
ハリチャ修道院の 平面図
(From "Architectural Ensembles of Armenia" O.Kh. Khalpakhchian)

ハリチ  ハリチ  ハリチ  ハリチ

ハリチ  ハリチ  ハリチ


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ペムザシェン PEMZASHEN *

聖ゲヴォルグ聖堂
SURP GEVORG, 5-6c.

ペムザシェン  ペムザシェン

( PC.105, AA.565, EC.128dr, 258-9 )  5世紀の北バシリカ。 ( EC.201 ) 6世紀の南バシリカ。 (EC.190)



マカラ修道院(ヴァンク)*
MAKARA VANK, 11c.

ペムザシェン  ペムザシェン

11世紀のマカラ・ヴァンク ( PC.106 )



アラケロツ修道院(ヴァンク)*
ARAKELOC VANK (Surp ), 12-13c.

ペムザシェン  ペムザシェン

12-3世紀のアラケロツ・ヴァンク (PC.107 )


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サルナグビウル SARNAGHBYUR**

ホゲ修道院(ヴァンク)*
HOGE VANK, 13c.

サルナグビウル  サルナグビウル

( PC.99 ) サルナグビウル村には廃墟と新聖堂と岩窟聖堂がある。


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サラカプ SARAKAP *

聖母(アストヴァツァツィン)聖堂
SURP ASTVATSATSIN, 6c.

サラカプ  サラカプ

内部が木造の 4アプス聖堂。( PC.101, EC.328 )


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ハイカゾール HAYKADZOR *

聖グリゴール・ルサヴォリッチ聖堂
SURP GRIGOR LUSAVORICH

ハイカゾール

矩形のプランの単廊式ドーム・ホール型聖堂で、入口は南側にのみある。主に赤茶色の石で建てられていることから、カルミール・ヴァンク(Karmir Vank 赤の修道院)とも呼ばれた。現在はトルコとの国境上に位置しているので、そばに行くことは許されない(兵士が警備している)。碑文によれば、修道士建築家のサメハン Samehan によって 980-985年に建立されたという。( PC.104, MH.110 )


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アニペンザ ANIPENZA **

イェレルーク・バシリカ(聖カラペト)**
YERERUK BASILICA (Surp Karapet), 5c.

アニペンザ  アニペンザ  アニペンザ

トルコとの国境近くにある、5世紀の イェレルーク・バシリカ遺跡。三廊式のバシリカとしては、ドゥヴィンのカテドラルに倣ったか。これよりやや早いツィツェルナ・ヴァンクが同タイプ。後の時代にはイェグヴァルドやアシュタラク、アルッチなどがあるが、上部構造は残っていない。( PC.100, AA.522, MH.38, DOC.9, EC.111-3dr, 232-8 )

平面図
イェレルーク・バシリカの平面図
(From "Armenia Art" Jean-Michel Thierry, 1987, Harry N. Abrams)

アニペンザ  アニペンザ  アニペンザ


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アラガツォトン県  ARAGATSOTN PROVINCE

地図

アラガツォトゥン県は、アルメニア共和国内で最も高い山であるアラガツ山を抱える県で、アラガツォトゥンとは「アラガツ山の麓」を意味する。シーラーク県との県境にあるアラガツ山は 標高 4,092mだから、富士山よりも 300mほど高い(ちなみに、アララト山の標高は 5,137m)。県内には、古いヴァンク(修道院)が、アルメニアで最も密度高く残っているので、一通り見てまわるにも 多くの日数を要する。ただ、建築的な第一級品は少ないと言えるかもしれない。県都は、首都イェレヴァンの北西 20km ほどに位置する アシュタラクである(2001年の人口約 2万人)。

アラガツォトゥン県地図


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ザリンジャ ZARINJA **

聖堂 *
CHURCH, 9c.

ザリンジャ  ザリンジャ

( PC.98 )


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マスターラ MASTARA **

聖ホヴハネス聖堂 **
SURP HOVHANNES, 6-7c.

マスターラ  マスターラ

トルコのオスマン朝のモスクのような、ドーム型聖堂。オスマン建築よりもずっと早いとは不思議。モスクの女子席ような、木造の中二階もある。
無柱の矩形のプランからアプスが外へ突き出ていて、半壊してしまったが大規模なアルティック、そして やや小規模なカルスと同タイプである。聖ホヴハネスとは聖ヨハネのこと。( PC.93, AA.555, MH.64, EC.135dr, 288-91 )

平面図
聖ホヴハネス聖堂の平面図
(From "Armenian Art" Jean Michel Thierry, 1989, Harry N. Abrams)

マスターラ  マスターラ  マスターラ


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シェニック SHENIK **

聖サルキス聖堂 *
SURP SARKIS, 7c.

シェニック  シェニック

湖の近くの平原。何かの資料に、ドゥプレ・ヴァンクとあった。20世紀初めに修復。内部に木造のフレーム。遠くにもう一つの聖堂、5世紀の聖アメナプルキチュが見える。( PC.95, EC.185 )


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ガルナホヴィット GARNAHOVIT *

聖ゲヴォルグ聖堂 *
SURP GEVORG, 7c.

ガルナホヴィット  ガルナホヴィット  ガルナホヴィット

聖ゲヴォルグとは守護聖人のゲオルギウス、竜を退治するゲオルギー、英語ではジョージ、仏語ではジョルジュ、隣国のジョージアも米国のジョージア州もこの名に由来する。外観はマスターラの聖堂に似ているところがあるが、プランは大ドーム式ではなく、バガルシャパトの聖フリプシメ聖堂の流れをくむ四アプス式である。1997年に修復。( PC.97, AA.527, MH.74, EC.142dr, 310-5 )

ガルナホヴィット  ガルナホヴィット


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タリン TALIN **

カトリケー(カテドラル)**
KATOGHIKE (Surp Astvatsatsin), 7c.

タリン  タリン  タリン

ホール型聖堂。入口側と 塔の円錐屋根は失われたまま。中央ドーム下の左右のアプスは、どのように用いたのだろうか。( PC.92, AA.580, MH.50、EC.160-1dr, 357ー61,379 )
5世紀の単廊式の小聖堂 (EC.188 )

平面図
タリンのカトリケーの平面図
(Ffrom "The Armenians" Adriano Alpago Novello, 1986, Rizzoli)


タリン  タリン



聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
SURP ASTVATSATSIN, 613-5

タリン  タリン

ECではSURP ASTVATSATSIN-KAMSARAKANNERI 小聖堂。( PC.92, MH.62, EC.129dr, 264-5,378 )


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ダシタデム DASHTADEM *

城塞跡と墓地聖堂 *
FORTRESS & CHURCH, 7c.

ダシタデム  ダシタデム

タリンから南へ数キロ下ったところにある村。近くに墓地がある。聖クリストファー聖堂。( EC.129dr, 261 )


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イリンド IRIND *

八角円堂 *
OCTAGONAL CHURCH, 7c.

イリンド  イリンド

再建中の 7世紀の八角堂。 ( PC.89, AA.539, EC.148dr, 332-3 )


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バイシズ BAYSIZ *

聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
SURP ASTVATSATSIN, 11-13c.

バイシズ

上部が失われていたのを再建した。( PC.86 )


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アルッチ(タリッシュ ARUTCH (Talish**

聖グリゴール・カトリケー **
SURP GRIGOR, 662-6, KATOGHIKE

アルッチ  アルッチ  アルッチ

7世紀半ばの アルッチの聖グリゴール聖堂。 アルメニア聖堂の中では最大規模か。塔状部は失われたまま。アゼリー語でタリッシュと言い、今もそう呼ぶ人が少なくない。( PC.84, AA.495, MH.54, DOC.16, EC.173dr, 164-5dr, 367-71, 398-9 )

平面図
聖グリゴール聖堂の平面図
(From "The Armenians" Adriano Alpago Novello, 1986, Rizzoli)

アルッチ  アルッチ  アルッチ



キャラヴァンサライ *
CARVANSERAI, c.

アルッチ  アルッチ

半壊の、小規模なキャラヴァンサライ。


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コシュ KOSH *

聖ステファノス聖堂 *
SURP STEPHANOS, 7c.

コシュ  コシュ  コシュ

17世紀に改築(?)。崖地のヴァンク。わずかに壁画が残る。(PC.67, EC.134dr, 284-7)


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アンベルド AMBERD ***

城址とカトリケー **
FORT & KATHOGHIKE, 11c.

アンベルド  アンベルド  アンベルド

大峡谷の上に屹立する アンベルドの城址、11〜14世紀。( PC.69, AA.479, DOC.5 )

平面図
アンベルド城砦の平面図
(From "The Armenians" Adriano Alpago Novello, 1986, Rizzoli)


アンベルド  アンベルド  アンベルド


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テゲール TEGHER ***

テゲール修道院(ヴァンク)***
TEGHER VANK, 1215

テゲール  テゲール  テゲール

石が かなり黒っぽいので、見栄えで損をしている。( PC.58, AA.585, MH.172 )

平面図
テゲール修道院聖堂の平面図
(From "Architettura Armena" Paolo Cuneo, 1988, Deluca Editore)

テゲール  テゲール  テゲール  テゲール


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ゾラップ DZORAP **

アルツ(アグチ)の墓
AGHTS (Arshakid Kings' Mausoleum), 364

ゾラップ  ゾラップ

テゲールから少し山を下ったゾラップ村にある、アルシャク朝の王族の地下墳墓。バシリカはほとんど失われた。PCでは、5-6c. (PC.83, AA.473, EC.167dr, 223, 373-4 )


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ビウラカン BYURAKAN **

聖ホブハネス聖堂 *
SURP HOVHANNES, 10c.

ビウラカン  ビウラカン

もっと古いもののように見える。( AA.50, MH.84 )



聖アルタワジク聖堂 *
ARTAVAZIK, 7c.

ビウラカン  ビウラカン

13世紀に付加された鐘楼が、近年の地震で (?) 崩壊してしまった。( AA.503, EC.283 )


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パルピ PARPI **

ツィラナヴォル *
TSIRANAVOR CHURCH, 5c.

パルピ  パルピ

PARBI ? ツィラナヴォルとは? (PC.76, EC.97dr, 202-3 ) 



タルクマンチャク*
TARKMANCAC, 7c.

パルピ  パルピ

( PC.77, EC.124dr, 252-3 )



聖グリゴール聖堂と聖ゲヴォルク聖堂 *
SURP GRIGOR, 13c.

パルピ  パルピ  パルピ

( PC.78, EC.124dr, 252-3 )


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アパラン APARAN **

カサフ・バシリカ *
KASSAKH BASILICA, 4c.

アパラン  アパラン

カザグ川。EC平面図 ( PC.54, AA.545, EC.107-8dr, 224-6, DOC.23-99 )


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ゾヴニ ZOVUNI **

聖ヴァルダン聖堂と墓 *
SURP VARDAN, 5c.

ゾヴニ  ゾヴニ

(PC.53, AA.594, EC.92dr,376-7 )



聖ポゴス・ペトロス聖堂*
SURP POGHOS-PETROS, 6c.

ゾヴニ  ゾヴニ

聖ポゴス・ペトロスは、聖パウロと聖ペテロ。(PC.53, AA.593, DOC.16 p.49, EC.162dr, 362 )


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ハルタヴァン HARTAVAN **

マトゥールの墓塔 *
TOMB TOWER

ハルタヴァン



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アストヴァツェンカル ASTVATSENKAR **

聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
SURP ASTVATSATSIN, 6c.

アストヴァツェンカル  アストヴァツェンカル

大々的な修復・再建工事を行っていた。( PC.96, EC.192-3 )


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アルタシャヴァン ARATASHAVAN **

聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
SURP ASTVATSATSIN, 7c.

アルタシャヴァン  アルタシャヴァン

ECでは、7世紀の聖アメナプルキチュ聖堂。(EC.277)


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サグモサヴァン SAGHMOSAVAN ***

サグモサ修道院(ヴァンク)***
SAGHMOSA VANK

サグモサヴァン  サグモサヴァン  サグモサヴァン

13世紀のサグモサ修道院。きわめて保存が良い。図書館を併設しているが、聖堂のように見える。背後は カサフ K'asakh 川の深い峡谷。( PC.81, AA.567, OK.381, MH.190, DOC.15 )

平面図
サグモサ修道院の平面図
(From "Armenian Art" Jean-Michel Thierry, 1987, Harry N. Abrams)


サグモサヴァン  サグモサヴァン  サグモサヴァン  サグモサヴァン


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ウシ USHI *

聖サルキス聖堂 *
SURP SARKIS, 10-13c.

ウシ  ウシ

ウシ村から山を登る。帰路を失う。(PC.80 )


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オハナヴァン OHANAVAN ***

ホヴハナ修道院(ヴァンク)***
HOVHANNA VANK

オハナヴァン  オハナヴァン  オハナヴァン  オハナヴァン

聖ヨヴハネス聖堂とガヴィット。半壊していたガヴィットが完全に修復された。東側は カサフ K'asakh 川の深い峡谷。EC.383に独立石柱の写真。 ( PC.82, AA.591, OK.381, MH.188, DOC.15 )
553-7の古聖堂(聖カラペト)(EC.100dr, 209 )

平面図
ホヴハナ修道院の平面図
(From "Architettura Armena" Paolo Cuneo, 1988, Deluca Editore)


オハナヴァン  オハナヴァン  オハナヴァン  オハナヴァン


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ムグニ MUGHNI **

ムグニ修道院(ヴァンク)**
MUGHNI VANK (Surp Gevorg), 17c.

ムグニ  ムグニ  ムグニ

17世紀のムグニ修道院。( PC.68, AA.558, OK.461 )

平面図
ムグニ修道院の平面図
(From "Architettura Armena" Paolo Cuneo, 1988, Deluca Editore)


ムグニ  ムグニ  ムグニ


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アシュタラク ASHTARAK **

バシリカ聖堂 *
CIRANAVOR (Surp Astvatsatsin), 5c.

アシュタラク  アシュタラク

橋がある。6世紀のバシリカ。ツィラナヴォルとは。 (PC.73, MH.60, EC.110dr )
アシュタラク地区のアヴァンに、5世紀の単廊式の聖母聖堂がある。( EC.93dr, 183 )



聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
KARMRAVOR (Surp Astvatsatsin), 7c. (6c. とも)

アシュタラク  アシュタラク

7世紀の小聖堂。カルムラヴォルとは。 (PC.74, MH.60, EC.133dr,278-9 )



聖マリアネ聖堂 *
SURP MARINE, 13c.

アシュタラク  アシュタラク

( PC.75, MH62, doc.16 p.59 )



聖サルキス聖堂 *
SURP SARKIS

アシュタラク



カルプ、聖母(アストヴァツァツィン)聖堂 *
KARP (Surp Astvatsatsin)

アシュタラク  アシュタラク  アシュタラク

(PC.79 ? )


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オシャカン OSHAKAN **

聖マシュトツ聖堂 *
SURP MASHTOTS, 19c.

オシャカン  オシャカン  オシャカン

メスロプ・マシュトツの墓(地下クリプト)442-3年。聖堂は1645年に再建されるが破壊。1875-9年に総主教エヴォルグ4世が再建。1884年に鐘楼が背後に増築された。(PC.62, MH.232, EC.375)



聖シオン聖堂 *
SURP SION, 7c.

オシャカン  オシャカン

7世紀のマンカノツ、聖シオン聖堂 (PC.61, EC.123dr, 251 ) 西の川向うの四アプス式小聖堂。


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アルマヴィール県  ARMAVIR PROVINCE

地図

アルマヴィール県は アルメニアで最も小さい県で、南側はトルコに接する。首都イェレヴァンから 11kmのズヴァルトノッツに 国際空港があり、空路で入国するには ここに降り立つ。この県には 聖都 ヴァガルシャパトがあり、初期アルメニア建築を知るうえで 最重要の地だが、他には 建築的に見るべきものは ほとんど無い。県都は アルマヴィール。

アルマヴィール県地図


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アイゲシャト AYGESHAT *

タルクマンチャツ修道院(ヴァンク)
TARGMANCHATS VANK, 7c.

アイゲシャト

( PC.7, EC.326-7 )


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ヴァガルシャパト VAGHARSHAPAT ***

紀元66年から428年まで続いたのが、アルメニアの二番目の王朝、アルサケス朝 Arsacis(アルシャクニ朝)で、ヴァガルシュ王(在117-138)は新都市を建設し、その名をとってヴァガルシャパトと名付けた。後にカトリコス(総主教)の大聖堂、聖エチミアジンが建てられて、アルメニアの宗教中心となった。ソ連時代には都市の名もエチミアジンとよばれたが、ソ連が崩壊してアルメニアの独立後、1995年にヴァガルシャパトの名にもどされた。

地図
ヴァガルシャパトの地図 (Google Maps 利用)

聖エチミアジン大聖堂、聖フリプシメ聖堂、聖ガヤネ聖堂 は、ズヴァルトノッツの大聖堂 とともに、ユネスコ世界遺産に登録 (2000年)。それらについては、第1章の 「ヴァガルシャパトの 聖エチミアジンと諸聖堂」 のページを参照。( AA.516, OK.97, MH.34, DOC.23 )



聖ショガカット聖堂 *
SURP SHOGHAKAT, 1694

ヴァガルシャパト  ヴァガルシャパト  ヴァガルシャパト

アハマル・ショロテツィ王が 1694年に寄進。( PC.4 )



聖母(アストヴァツァツィン)聖堂
SURP ASTVATSATSIN, 19c.

ヴァガルシャパト  ヴァガルシャパト

1767年の最初の聖堂は木造だった。17世紀に石造で改築。ロココ調の祭壇。鐘楼は1982年。


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ブジュニのレリーフ彫刻

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