SANSUI NURSERY SCHOOL

サンスイ保育園

設計・監理=神谷武夫建築研究所


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1: 道路側のカラフルな外観。2階のテラスへは、ゆるい外階段で上る
2: 子供たちが日向ぼっこをするテラスは木製のすのこなので、床面積にはいらない
3: 高いヴォールト天井の保育室にジャイアント・ファニチュアで中 2階を作る予定だった
4: 全体構成を示すスタディ模型

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すぐ近くの工場でパートで働く女性たちの子供をあずかるための、企業内施設。1階は製品倉庫として用いているので2階のみ、わずか 20坪のミニ保育園である。 その狭さをカバーするために、保育室は高い丸天井としてジャイアント・ファニチャーを設けられるようにし、また前面にすのこのテラスを作って、遊戯空間を拡張している。

東立面図


所在地: 東京都大田区西馬込 1- 8-31 / 設計: 神谷武夫建築研究所 / 設計:1980年7月〜10月 / 構造: 麻田構造設計事務所 / 設備: 渡辺徹 / 電気: イガミ設計 / 家具: 駿河意匠 / 風車: アトリエ・空間工場 / 工事:1980年 10月〜1981年3月 / 施工: 塩田工務店 / 鉄筋コンクリート造2階建 / 敷地面積:140u / 延床面積:136u / 掲載誌:「新建築」 1982年11月号 NEWS

断面透視図



【 設計要旨 】

    
保育室の奥側とテラス側を見 (撮影:根本和彦)


女子労働力の確保と職場安定のための企業内保育園が増えつつあるが、これはそうしたもののひとつの典型として企画された。1階は金属加工会社の製品倉庫(20坪)とし、2階に乳児 4人、幼児 10人を預かるミニ保育園を載せた。20坪の制限床面積を最大限活用すべく、前面の児童公園と結ぶ階段は屋外階段とし、2階には すのこテラスを設けて、子供の活動スペースの拡大を図っている。斜線制限いっぱいのヴォールト屋根の下には、ジャイアント・ファニチャーを設置して空間利用を高める予定である。


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