■ 雑誌の巻末の「プロフィル、自分自身の広告」欄に 自己紹介を書くように言われて、次のような小文を載せました。
事務所登録をしてから10年以上になりますが、設計した建物の数は十指に満たず、「武士は食わねど高楊枝」的に生きてきました。その間 インドを中心として世界を旅行し、撮影した建築のスライドが1万 7,000枚ほど たまりました。この夏も インドのラダック地方に旅して、多くのゴンパ(ラマ教の寺院、僧院)を見てきましたが、政情不安のカシュミール地方に 入れなかったために、チャンディーガルから一気に 海抜 3,500メートルの レーに飛んだら、たちまち高山病に かかってしまいました。体調は崩したものの、ヒマラヤのヒンドゥ寺院とあわせ、インドの下界とは異なった木造建築に、尽きせぬ興味を覚えました。すでに イスラム建築の本とイスラム庭園の本を 翻訳して出版していますので、次は インド建築の本を出したいと思っています。アジアの建築文化に 興味をお持ちの方は、気軽に事務所に遊びにきて下さい。
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