スルタン・カーイトバーイの サビール・クッターブ、カイロ
5階建ての建物の上階が クッターブ(寺子屋)で、下3層が サビール(給水所)。
後世の手が加わって賑やかになっているが、右手の入口部は 15世紀のオリジナル。


サビールの広間の内部。中央の装飾された大理石の石板の上部が出水口で、
下の洗濯板のようなチャーダルの表面を 泡を立てて流れる。
サルサビールの上の丸穴が吐水口、下の丸穴がオーバーフロー。
給水人が、この右手と背後の格子窓から、庶民に水を配る。