
尾崎秀実 著 『愛情は ふる星のごとく』 青木文庫、上下2冊
1953年(昭和 28) 8月15日発行、青木文庫、定価 各 150円
世界評論社版よりも、書簡の数を大幅に増やした「決定版」の文庫本。
紛失した数通を除いて、獄中書簡のすべて 239通を収めた。
尾崎の親友・松本慎一による「尾崎秀実について」と、
宮本百合子の「人民のために捧げられた生涯」を、巻末に再録している
(松本は「尾崎秀実伝」の編纂も意図したが、1947年末に 急性肺炎で没した)
上巻には政治家の 風見章が「尾崎君のおもい出」(1951/9) を寄せ、
尾崎英子未亡人が「あとがき」(1951/10) を書いている。

尾崎秀実 著 『愛情は ふる星のごとく』
青木文庫の「新装版」のジャケット(上下巻同一)
1972年(昭和 4)、第13刷、定価 各 250円
装幀した 難波田 史男は、抽象画家の 難波田 龍起(なんばだ たつき)の
ひとり息子で、1974年に 32歳で 水難事故死した。

尾崎秀実 著 『愛情は ふる星のごとく』「単行本」で復刊、青木書店
1985年(昭和60) ハードカバー、20cm、上下2冊(ウェブサイトより)
世界評論社版の 表紙図案を 使っている。