野村一彦 著 『会うことは目で愛し合うこと、会わずにいることは
魂で愛し合うこと。
神谷美恵子との日々』2002, 港の人・発行, 新宿書房・発売
野村一彦は 野村胡堂の長男。1934年に 21歳で結核で死去。
副題の「神谷美恵子との日々」は、二人が一緒に生活したかのようであるが、
そうではなく、あくまでも心の中の思いを表現したもの。
ここには一彦の18歳の時の日記(抄)と、妹 瓊子の「兄妹ものがたり(断片録)」を収録。
瓊子および稔子の夫の松田智雄の娘の 住川碧(みどり)の監修(というより、編)と解説