白井喬二著『 富士に立つ影』

世界社版、昭和28年(1953)


    

『富士に立つ影』 ビロード装の表紙(中村岳陵装幀)
この表紙は 絹ビロードではなく 綿ビロードだが、
今から 67年前の製本としては 豪華なものだった。


  

扉、富士の絵は横山大観(平凡社版の表紙から借用)
著者近影、白井喬二


築城家、賛四流佐藤家と 赤針流熊木家の系図


第1巻、p.102-103 「問答開論日」のページ
熊木伯典と佐藤菊太郎が 城郭についての建築論を闘わせる場面。


第8巻、p.528-529 最終ページと奥付


第8巻、奥付の検印紙拡大。 昔は、出版社が部数をごまかさないように、
著者が一冊ずつ「検印」をした。大部数になると、家族全員がハンコ押しを手伝った。
ペストセラー本になると、学生アルバイトを雇わねばならなかった。
戦後になると「検印省略」と印刷することが多くなり、今では それさえ書いてない。