アルヒーフレコード、リヒター版『管弦楽組曲』のカルテ
やや厚手の紙、19cm × 15.5cm
33 RPM (Rotations Per Minute) というのは 33回転レコード、
正確には 3分間に100回転する、すなわち毎分 33と1/3回転するレコードのこと。
主流の 33回転盤のほかに、45回転盤、78回転盤などもあり、
レコード・プレーヤーは、その切り替えができるようになっていた。
小型のレコードは1回転でレコード針がなぞる距離が短くなって音質が落ちるので、
回転数を多くすることによって距離を長くし、音質を良くした。
その代わりに演奏時間が短いので、片面がポピュラー音楽1曲分となり、
シングル盤と呼ばれた。クラシックは ほとんどが 33回転の 30cm LP だった。