『 モーリス・ド・ゲランの散文詩 』

1928、A・ブレゾ書房

シュミーズ

『モーリス・ド・ゲランの散文詩』1928年、ソフトなシュミーズ(たとう)。 25.3cm × 43.3cm。
円盤内の絵はジョルジュ・バルビエだが、
あまりバルビエ的ではない全体のデザインは P.L.シュミートによる。


バルビエの挿絵、茶の地に金粉が散らしてある。直径 6.2cm
牡牛の角を持って踊るバッカス(ディオニューソス)、
あるいは 尻尾がついているから、サティールか?


『モーリス・ド・ゲランの散文詩』の前付けページ
この本の印刷部数が 150部であって、日本紙に印刷されており、それぞれ
No.1 から No.150までの番号が付されていること、他に 彩色版画と 黒の単色版画が
25部刷られたこと、本書の番号は No.40 であることが 記載されている。


『モーリス・ド・ゲランの散文詩』の口絵(フロンティスピス)と 扉 見開きで 25.3cm × 43.3cm
どちらのページにも 諸所に金が使われていて、見る角度によって光る。
文字は 活字ではなく描き文字で、タイトルは金。


『モーリス・ド・ゲランの散文詩』 扉の挿絵 6.9cm × 3.1cm
(金を光らせて撮影)


『モーリス・ド・ゲランの散文詩』口絵(フロンティスピス)
バルビエの原画による 多色刷り木版画、
パンの笛(シュリンクス)を吹くダフニス(羊飼い)の姿をした、
ブドウの葉で飾られた髪をもつ酒神 バッカス  9.8cm × 12.4cm