京都帝国大学 建築学教室内『建築學研究』に、昭和3〜5年 (1928-30) に
連載された、 八戸成蟲楼 記述 『印度旅行記』。
背表紙には『天沼博士印度旅行記 』という題字が箔押しされた。 厚さ5cm。
バックラム装の厚表紙。 表紙は無地、背表紙にのみ タイトルを金文字箔押し。
本文が横書きなので、背表紙の右側が おもて表紙になる(無地ではあるが)。


『印度旅行記』 八戸成蟲楼という筆名での、連載の凡例( はしがき)
天沼が 抜き刷りを知人に贈呈する際に 二つ折りにして送ったらしく、
中央に折り目がついている。


「印度旅行記」第8回
左ページに、「京都帝国大学建築学教室内 建築学研究会発行月刊雑誌
 建築學研究 所載」と印刷されている。


「印度旅行記」第16回
天沼俊一の献呈印が押してある。 この贈呈先が 製本したのだろう。


「印度旅行記」第11回、セイロン(スリランカ)
雑誌の記事を合本製本したものなので、奥付けはない。