天沼俊一 『 印度乃建築 』の表紙と背 1944年、大雅堂
バックラム装の厚表紙。朱色の型押しの色が薄くて、あまり効果的でない。
(裏表紙は無地) 外函は失われた。 「ネパル国の部」、
「印度国の部」、「錫蘭島の部」、「印度甲谷他博物館」から成るが、
大部分は 現パキスタンを含む「印度国の部」に入る。


『 印度乃建築 』本扉。モヤーっとした感じのデザインは いただけない。


『 印度乃建築 』 10-11ページ 
「ネパル国の部」6 マハヅ・デバール(カトマンドゥ)


『 印度乃建築 』 54-55ページ
「印度国の部」40 デリー市 ジャーマ・マスジッド


『 印度乃建築 』 74-75ページ
「印度国の部」52、53 タキシラのジャンジアル堂 全景と正面柱詳細
(現パキスタン)


『 印度乃建築 』 100-1ページ
「印度国の部」70 アブー山ジャイナ建築の天井 其の一
「実際この建築は、いくら形容詞を用いて書いても、到底其の真相を
伝えることはできない。空前絶後という言葉が正に当て嵌るのである。」


『 印度乃建築 』 110-1ページ
「印度国の部」76−81 アーメダバード市の 鳥の家6種 


『 印度乃建築 』 242-3ページ
「錫蘭島の部」174 アナラジャプラの無畏山塔全景
(錫蘭 はセイロンの漢字表記、現スリランカ、アヌラーダプラのアバヤギリ大塔)


『 印度乃建築 』奥付
定価は 12円86銭(そのうち86銭が「特別行為税 相当額」とある)