第1部 は前ページで終わったので、左は余白ページ。
右は、第2部 「ユベルテ神父との夜食」 の扉ページ。


『二重の愛人』 152ー153ページ
ここは第2部の冒頭なので豪華。 まず第2部の 口絵(フロンティスピス)として、
ページ大の挿絵がある。(英人トマス・トビスンが ダンベルヴィル嬢に
ダイヤモンドを差し出す。彼女の足元に 白い猫)。 右側には
部頭の ビニェット(挿絵)、そして章頭の飾り文字(レトリーヌ)M がある。
(床屋のラヴェルドンが フランスワ・ド・ポルトヴィーズの整髪をしている)


『二重の愛人』  第2部、第3章の挿絵
(犬に牛乳を飲まれてしまって 途方に暮れる ファンション)


『二重の愛人』 第2部、第4章の挿絵
(バレー 「アリアーヌ (アリアドネ)」 の舞台を踊る ダンベルヴィル嬢)


『二重の愛人』 第2部、第6章の挿絵
(ベルシュロール氏とパルメニル氏の 幻想的な思い出、ジャポニスムと シヌワズリの混交)


『二重の愛人』  第2部、第6章の挿絵
(ユベルテ神父の考古学的発掘風景、ヴィーナス像の発見)


『二重の愛人』 第2部、152ページの挿絵
オール・テクスト、13×10cm、ジョルジュ・バルビエ
ポシュワール技法の細密画(ミニアチュール)