ANTIQUE BOOKS on ARCHITECTURE - XXX
サント・マリ・ド・ラ・ピエール・キ・ヴィール修道院
ゾディアック 編

ラ・ニュイ・デ・タン叢書
2. フランス 南部

Editions Zodiaque
"Collection de la Nuit des Temps" 1954-99
Abbaye Sainte-Marie de la Pierre-qui-Vire


神谷武夫

『 ラ・ニュイ・デ・タン叢書 』フランス南部編の数冊

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 ゾディアックの『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』は、ロマネスクの美術と建築を地域ごとに紹介する美術書と言えますが、サント・マリ・ド・ラ・ピエール・キ・ヴィール修道院の修道士たちが取材、編集する宗教書だとも言えます。宗教美術の書であるために、そこで扱われるのは ほとんどがキリスト教会の聖堂や修道院であって、世俗の建物はめったに出てきません。もちろん、中世の建物で保存されているのは、ほとんどが宗教建築であって、住宅や業務用の建物というのは博物館にでも転用されなければ、取り壊されたり建て替えられたりしてしまいますので、ほとんど後世に残らないわけです。
 それでも純粋な建築書であれば、世俗の建物をもっと多く探索したことでしょう。宗教美術に関しては、建物のごく一部分であっても、ロマネスク時代のものを くまなく蒐集しようとしているのですから(「ラングドックのロマネスク」の巻ではカルカソンヌの城館がまったく扱われていないのが不思議ですが、「オー・ラングドックのロマネスク」の巻にはビュルラに残る「アデライーデの館」と呼ばれる住居建物があります。また、「聖地のロマネスク」の巻では、クラック・デ・シュヴァリエなどの十字軍の城塞群が採りあげられていますが)。

 『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』は写真の多い美術書ですが、おおざっぱにいうと、全体の1/3が写真ページで、2/3が文字ページです。各地の写真は、聖堂の解説のあとに載る場合もあれば、前に載る場合もあります。特に見ごたえのある聖堂は写真が多いので、写真が前の束と後の束の二部に分けられていることがあります。当然ながら、本文ページと写真ページは 紙の種類を変えています。カラー写真にのみ ツヤのあるコート紙が用いられていて 片面印刷を原則としますが、時に両面に印刷されることもあります。初期の巻ではカラー印刷の程度があまり高いとはいえず、費用もかかったので、1巻に4枚を基本としましたが、後にはカラー写真が多くなり、壁画や彩色写本が多く残る地方の巻では、36枚に達することもありました(ノール・ロマン)。ジャケットの2枚のカラー写真は、常にそれらの中から選ばれています。

サン・ネクテール
オ-ヴェルニュのサン・ネクテ-ル聖堂

 『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』は中型(22×17cm)の美術書なので、写真をできるだけ大きく載せるために、写真ページには原則的に余白をとらず、カラーの場合もモノクロの場合も ノド側はいっぱいに詰め、小口側は裁ち落としにしています。そのために黒っぽい写真ページと 白い文字ページは 小口が截然としていて区別でき、写真ページの先頭の向かいページに その写真ページの束の一覧説明を掲げているので、写真を見つけやすいと言えます。また、この中型という 本の大きさが好ましく、大きすぎず 重すぎないので、手に持ちやすいのです。

 さて、ゾディアックの『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』をまだ手にしたことのない方のために、第1巻の「ブルゴーニュのロマネスク」を例にとって、中身がどんな構成をしているのかを、展観しましょう。この巻で扱われている多数の聖堂の中からは、パレ・ル・モニアルの聖堂を例にとります。次の表紙画像をクリックしてください。何冊か持っている方は 飛ばして かまいません。

表紙
サンプル:『ブルゴ-ニュ・ロマ-ヌ』 の内容

 今回はフランスの南部編として 24冊を紹介して、フランス編全 42巻を完結します。全巻の写真枚数を合計すると 6,350枚にもなるという 膨大なコレクションです。写真はすべてゾディアックの写真部によって撮影されました。未使用のものを含めれば、フランス国内のロマネスクだけで 1万枚以上の 四の五サイズのフィルムが残されていることでしょう。
 その大部分はモノクロ写真で、エリオ・グラヴュール Héliogravure によって印刷されました。グラヴュール Gravure というのは凹版印刷で、雑誌のグラビア・ページという言い方で残っています。英語では フォト・グラヴュア Photogravure と言うことが多いようです。高解像度の写真印刷を求めて開発された印刷法で、凸版印刷では 点に分解された粒子が粗いのに対して、ヘリオ・グラヴュアでは非常に細かく、密度の高い濃度分解ができ、ハーフ・トーンが美しく繊細に再現でき、黒いところは本当に真っ黒に印刷できます。私がよく輸入をしてもらっていた東光堂書店の店員は、ゾディアックのモノクロ写真ページを見て驚き、「さわると指紋が付きそうですね」と言ったものでした。
 研究社の『新英和大辞典』(第5版)では、Heliogravure というのは「散粉式グラビア《初期の写真凹版;銅面に樹脂粉末を散布融着し、これにポジを焼付けたカーボンチッシュを転写、現像、腐食するグラビア版》と書いてありますから、一種の銅版画と言えるかもしれません。

 しかし時代はモノクロ印刷からカラー印刷へと移っていき、平版のオフセットのカラー印刷技術が進歩し価格が安くなるとともに、モノクロ印刷の技術は廃れていき、かえって高価につくようになった エリオ・グラヴユール印刷のできる印刷所がなくなっていきました。『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』では それを嘆き、時々巻末に、「できるだけこの印刷法を続けられるよう努力しているが、今にこの印刷は不可能になるかもしれない」と書いていました。
 実際、最後期にはエリオ・グラヴュール印刷ができなくなり、次第に別の印刷法になっていきました。できるだけ同じような印象の写真印刷にしようとしていましたが、かつての叢書のモノクロ写真印刷に慣れていた読者には、その違いは一目瞭然です。もちろん日本にも、あの深みのある美しいグラヴュール印刷のできるところは ありません。週刊誌の オフセットによる「グラビア・ページ」という言葉は、実に虚しく響きます。ゾディアック出版所が 20世紀の終わりとともに 出版活動をやめた、ひとつの原因かもしれません。


フランス編、各巻の位置図(42巻、この内 今回の南フランス編は24巻)

 前回はフランス北半分の A列 9巻と B列 9巻を扱いましたので、今回はフランス南半分の C列 12巻と D列 12巻を紹介して、フランス編 全体 42巻を終了します。フランスのロマネスクを詳しく見てまわるためには、この『ラ・ニュイ・デ・タン叢書』と、ミシュランの地方別グリーン・ガイドが必要になります。今から全巻を買いそろえるというのは、かなりむずかしいことでしょうが、こうして全巻を明らかにしましたので、ロマネスク・ファンの方は、根気よく世界の古書店を ネットでさがしてください。



フランス南部 C列



南部フランス編 C列、各巻の位置図(12巻)


サントンジュ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 33.
サントンジュ・ロマーヌ
フランス西部、サントンジュ地方のロマネスク美術と建築。
1970年 サント、フェニウ、マタ・サン・テリー、エシレ、マリニャック、リウー、他。
22×17cm、414ページ(カラー6葉、モノクロ 217点)
フランスワ・エイギュンが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は サントのアベイ・オ・ダーム、右は タルモンの聖堂。


プワトゥ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 5.
プワトゥ・ロマン
フランス北東部、プワトゥ地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1962年 プワチエ、ショーヴィニー、サン・サヴァン、
サン・ジュアン・ド・マルヌ、オーネー、他。
22×17cm、264ページ(カラー6葉、モノクロ 105点)
ラバンド・メイフェールが執筆。総論はルネ・クロゼ。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は オーネーのサン・ピエール聖堂、右は サン・サヴァン修道院聖堂の壁画。


オー・プワトゥ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 42.
オー・プワトゥ・ロマン
フランス西部、プワトゥ地方のロマネスク美術と建築、上の巻の補遺と増補。
1962年 サン・サヴァン・シュル・ガルタンプ、プワチエ、ショーヴィニー、
エルヴォー、サン・ジュアン・ド・マルヌ、メル、オーネー、他。
22×17cm、440ページ(カラー4葉、モノクロ 148点)
レーモン・ウルセルが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は サン・サヴァン修道院聖堂の天井画、右は オーネーのサン・ピエール聖堂。
サン・サヴァン・シュル・ガルタンプの聖堂は、1983年に ユネスコ世界遺産に登録されている。


アングームワ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 14.
アングームワ・ロマン
フランス西部、アングームワ地方のロマネスク美術と建築。
1961年 セルフルアン、アングレーム、プラサック、モンモロー、サント・コロンブ、
リシェール、サン・タマン・ド・ブワックス、他。
22×17cm、262ページ(カラー 4葉、モノクロ 90点)
シャルル・ダラが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は セルフルワンの死者の光塔、右は リシェールの扉口彫刻。


リムザン

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 11.
リムザン・ロマン
フランス中部、リムザン地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1974年 ボーリュー、ソリニャック、サン・レオナール・ド・ノブラ、
シャンボン・シュル・ヴエーズ、サン・ジュニアン、ル・ドラ、他。
22×17cm、326ページ(カラー15葉、モノクロ 102点)
エナメルの金銀細工工芸をカラーで多く載せている。
主に ジャン・モリーが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は ボーリューの聖堂、右は ギメルの聖エチエンヌの聖遺物箱。
オバジーヌの修道院は『ラール・システルシアン -1 』で扱っているので、この巻にはない。


ペリゴール

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 27.
ペリゴール・ロマン
フランス中部、ペリゴール地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1979年 サン・テチエンヌ・ラ・シテ、サン・レオン・シュル・ヴェゼール、
シェルヴァル、セナック、サン・タマン・ド・コリ、チヴィエ、他。
22×17cm、310ページ(カラー7葉、モノクロ 129点)
ジャン・スクレが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は ベスの聖堂、右は サン・タマン・ド・コリ聖堂。


オーヴェルニュ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 2.
オーヴェルニュ・ロマーヌ
フランス中部、オーヴェルニュ地方のロマネスク美術と建築。
第5版 1978年 オルシヴァル、ノトル・ダーム・デュ・ポール、イスワール、サン・ネクテール、
サン・サチュルナン、モザ、ブリウド、モーリアック、他。
22×17cm、380ページ(カラー8葉、モノクロ 153点)
ペルナール・クラプレが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は オルシヴァルの聖母子像、右は サン・ネクテールの聖堂 遠望。
ブルゴーニュ・ロマーヌと共に「ラ・ニュイ・デ・タン叢書」の最初に出版された巻。
初版は 1955年で、252ページしか なかった。

オーヴェルニュ

オーヴェルニュ地方の聖堂群は、フランスのロマネスク建築を代表する
と言っても差支えない。(写真は モザの柱頭彫刻)


リヨネ・サヴワ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 73.
リヨネ・サヴワ・ロマン
フランス中部、リヨネ地方と サヴワ地方のロマネスク美術と建築。
1974年 エーム、リヨン、サン・ポール・ド・ヴァラウー、他。
22×17cm、396ページ(カラー4葉、モノクロ 157点)
レーモン・ウルセルが執筆。
ジャケット左は リヨンのサン・マルタン・デネイ聖堂、右は エームのサン・マルタン聖堂。


ドフィネ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 77.
ドフィネ・ロマン
フランス東部、ドフィネ地方のロマネスク美術と建築。
1986年 グルノーブル、ヴィエンヌ、サン・シェフ、ヴァランス、ディー、他。
22×17cm、416ページ(カラー5葉、モノクロ 139点)
ギー・バリュオルが執筆。
ジャケット左は ディーのサン・ニコラ聖堂のモザイク、右は グルノーブルのサン・ロラン聖堂。
レオンセルとエグベルのシトー会修道院は『ラール・システルシアン -1 』で
扱っているので、この巻にはない。


フォレ・ヴレ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 15.
フォレ・ヴレ・ロマン
フランス中部、フォレ・ヴレ地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1981年 ル・ピュイ、ポミエ・アン・フォレ、サン・ロマン・ル・ピュイ、
ロジエ・コート・ドレック、シャマリエール、他。
22×17cm、308ページ(カラー6葉、モノクロ 136点)
オリヴィエ・ベグベデが執筆。総論はレーモン・ウルセル。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は ポミエ・アン・フォレの修道院、右は ル・ピュイのカテドラルのクロイスター。


ヴィヴァレ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 75.
ヴィヴァレ・ジェヴォーダン・ロマン
フランス中部、ヴィヴァレ地方と ジェヴォーダン地方のロマネスク美術と建築。
1974年 ヴィヴィエ、ブール・サン・タンデオル、クリュア、
シャンパーニュ・シュル・ローヌ、ルオム、チーヌ、ベイリーヌ、他。
22×17cm、368ページ(カラー6葉、モノクロ 142点)
ロベール・サン・ジャンが執筆。 ジャケット左は ヴィヴィエの
カテドラルの鐘楼、右は クリュアのサント・マリ修道院聖堂の床面モザイク。



フランス南部 D列


南部フランス編 D列、各巻の位置図(12巻)


ギュイェンヌ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 31.
ギュイェンヌ・ロマーヌ
フランス南西部、ギュイェンヌ地方のロマネスク美術と建築。
1982年 サン・テミリオン、ボルドー、ムワラクス、モンサンプロン、
サン・マケール、ラ・ソーヴ・マジュール、他。
22×17cm、368ページ(カラー5葉、モノクロ 163点)
ピエール・デュブール・ノーヴが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は オービアックの村と聖堂、右は サン・ジョルジュ・ド・モンターニュの聖堂。


ケルシー

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 10.
ケルシー・ロマン
フランス南西部、ケルシー地方のロマネスク美術と建築。
第3版 1979年 ムワサック、マルシラック、ロカマドゥール、カオール、
カレナック、スイヤック、ボーリュー、他。
22×17cm、344ページ(カラー4葉、モノクロ 144点)
高名なムワサックの聖堂彫刻とクロイスターに 100ページを充てている。
主に マルゲリット・ヴィダルが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は スイヤックのサント・マリー聖堂、右は ムワサックの修道院聖堂。


ガスコーニュ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 50.
ガスコーニュ・ロマーヌ
フランス南西部、ガスコーニュ地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1942年 サン・セヴェール、エール・シュル・ラドゥール、
ボスタン、サン・ポール・レ・ダクス、他。
22×17cm、322ページ(カラー4葉、モノクロ 157点)
ジャン・カバノが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は サン・ポール・レ・ダクスの聖堂、右は ソルドの聖堂の床モザイク。
フラランの修道院は『ラール・システルシアン -1 』で扱っているので、この巻にはない。


ピレネー

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 30.
ピレネー・ロマーヌ
フランス南部、ピレネー地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1988年 サン・プランカール、サン・タヴァンタン、ユナック、サン・リジエ、
サン・ベルトラン・ド・コマンジュ、ヴァルカブレール、アンドラ、
レスカル、オロオン・サント・マリ、サン・サヴァン、他。
22×17cm、352ページ(カラー 14葉、モノクロ 117点)
ヴィクトール・アレーグルと マルセル・デュルリアが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は アンドラのサン・ミケル・ダンサロンガ聖堂、
右は レスカルのカテドラルの床モザイク。
レスカル・デューの修道院は『ラール・システルシアン -1 』で扱っているので、この巻にはない。


ルエルグ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 17.
ルエルグ・ロマン
フランス南部、ルエルグ地方のロマネスク美術と建築。
第2版 1974年 コンク、ペスエジュール、ペルス、他。
22×17cm、300ページ(カラー6葉、モノクロ 122点)
名高いコンクのサント・フワ修道院の建築と彫刻に、本巻の半分以上、
160ページを費やしている。(写真は 72点)。
主に ジョルジュ・ガイヤールが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は エスパリオンのペルス聖堂、右は コンクのサント・フワの聖遺物箱。


テール・ド・ルエルグ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 86.
テール・ド・ルエルグ
フランス南部、ルエルグ地方のロマネスク美術と建築。
1986年 上記の ルエルグ・ロマンの巻の補遺編。
22×17cm、316ページ(カラー 32葉、モノクロ 126点)
「芸術と郷土」シリーズの一冊(他には テール・ド・ブルゴーニュ の巻のみ)
ジャン・クロード・フォーが執筆。
ジャケット左は ベルカステルの村と聖堂、右は ベ・ベデーヌの村と聖堂。


ラングドック

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 43.
ラングドック・ロマン
フランス南部、ラングドック地方のロマネスク美術と建築。
1975年 サン・ギレム・ル・デゼール、アレ、リュー・ミネルヴワ、サン・ポン、他。
22×17cm、328ページ(カラー5葉、モノクロ 158点)
ロベール・サン・ジャンと数人が執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は アレの修道院聖堂遺跡、右は サン・ギレム・ル・デゼール修道院。
フォンフルワードとシルヴァネスのシトー会修道院は『ラール・システルシアン -1 』で
扱っているので、この巻にはない。


  オー・ラングドック

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 49.
オー・ラングドック・ロマン
フランス南部、高地ラングドック地方のロマネスク美術と建築。
1978年 トゥールーズ、ラスプランク、ヴァラン、他。
22×17cm、362ページ(カラー4葉、モノクロ 155点)
サン・セルナン大聖堂を主とするトゥールーズに、本巻の半分以上の 196ページを充当。
マルセル・デュルリアが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は 、右は トゥールーズの サン・セルナン大聖堂。


ルション

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 7.
ルション・ロマン
フランス南部、ルション地方のロマネスク美術と建築。
第3版 1975年 サン・ミシェル・ド・キュクサ、フノラール、
サン・マルタン・デュ・カニグ、セラボーヌ、エルヌ、他。
22×17cm、364ページ(カラー6葉、モノクロ 88点)
マルセル・デュルリアが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
サン・マルタン・デュ・カニグについては、「世界建築ギャラリー」の当該ページを参照。
ジャケット左は セラボーヌの聖堂のトリビュヌ、右は フェノラールの聖堂の壁画。


アルプス

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 54.
アルプス・ロマーヌ
フランス南東部、アルプス地方のロマネスク美術と建築。
1980年 ヴァンス、レランス諸島、フレジュス、グラッス、ロビオン、
システロン、ディーニュ、アンブラン、他。
22×17cm、372ページ(カラー7葉、モノクロ 160点)
ジャック・チリオンが執筆。  ジャケット左は アンブランの
カテドラルの扉口、右は サン・ディディエ・アン・デヴォリュイの聖堂。


プロヴァンス-1

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 40.
プロヴァンス・ロマーヌ - 1
フランス南東部、プロヴァンス地方のロマネスク美術と建築 -1。
1974年 アヴィニョン、サン・ガブリエル、アルル、モンマジュール、マルセイユ、他。
22×17cm、500ページ(カラー7葉、モノクロ 146点)
ジャン・モーリス・ルケットが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は アヴィニョンのサン・ベネゼ聖堂とローヌ川の橋、
右は モンマジュールのノトル・ダーム修道院遺跡。
ル・トロネ、セナンク、シルヴァカーヌのシトー会修道院は
『ラール・システルシアン -1 』で 扱っているので、この巻および次の巻にはない。
アルルのロマネスク聖堂群は、ローマ遺跡群とともに ユネスコ世界遺産に登録されている。


  プロヴァンス- 2

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 46.
プロヴァンス・ロマーヌ -2
フランス南東部、プロヴァンス 地方のロマネスク美術と建築 -2。
1987年 サン・ドナ、ガナゴビー、サラゴン、アプト、他。
22×17cm、452ページ(カラー6葉、モノクロ 146点)
ギー・バリュオルが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は ガナゴビーの聖堂のモザイク、右は サン・サンフォリアン聖堂の鐘楼。


コルシカ

ラ・ニュイ・デ・タン叢書 37.
コルス・ロマーヌ
フランス南東部、コルシカ島のロマネスク美術と建築。
1972年 目次:プレロマン美術、初期のロマネスク、12-13世紀のロマネスク。
リュクシアナ、ネッビオ、ミュラト、アレノ、フィガリ、他。
22×17cm、288ページ(カラー8葉、モノクロ 115点)
ジュヌヴィエーヴ・マラッシーニ・マゼルが執筆。 英語と独語のレジュメ付。
ジャケット左は ミュラトのサン・ミケーレ聖堂、
右は リュクシアナのサンタ・マリア・アスンタ聖堂。

(2015/06/01)


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