フォクス・ダフィールド社、1906年
岡倉覚三著 『茶の本』 の本扉
『茶の本』 の目次
『茶の本』 第1章の扉
タイトルは、 A CUP OF TEA(一杯のお茶)を もじった THE CUP OF HUMANITY
これを木下長宏氏は、「人間主義茶(ヒューマニ ティー)の一椀」と訳している(明石書店版)
『茶の本』第1章の冒頭
『茶の本』の 本文ペ-ジ レイアウト
ウィリアム・モリスの『理想の書物』(1893) の言に従ってか、
余白は 天とノド側を小さく、前小口側を大きく、地を一番大きくしている。
ただし、モリスはノドよりも 天の余白を大きくすべきだ と言っていて、
『東洋の理想』と『日本の覚醒』は そうなっているのに、
『茶の本』だけが その逆になっている。