アルチュール・ランボーの 『全詩編(ポエジ・コンプレート)』 1925年版
7ページ 第1部の冒頭の詩 「孤児たちのお年玉」
48-49ページ 第1部の詩 「軍楽隊に」
154−5ページ 第4部の詩 「四行詩」と「鴉たち」
221ページ 巻末の目次 「冒頭句のアルファベット順の目次」
「大作家」(Les Maitres du Livre) 叢書の1冊。
仮綴じ本の表紙を保存して、本の一番前に綴じこんでいる
(裏表紙と背は一番後に綴じ込み)。
中央のコロフォンは、パリの ジョルジュ・クレ書房のマーク。
(ちなみに、ル・コルビュジエが最初の著書『建築へ』を出したのは この
ジョルジュ・クレ書房で、その扉には わずかに異なった、2年前のコロフォンがある)
左は、前扉の裏ページ、印刷総部数 1961部の内、
1069番の本であることが、ゴム印で示されている。
(リーヴ Rives 社の透かし入り紙 1850部の内。)
各詩の冒頭ページは 木版画の ヴィニェット で飾られる。
(フランス語の本では、「目次」は 本の最初ではなく、最後にくることが多い。)