フロム・ファースト・ビルの西側前面道路の 外観(『新建築』1976年6月号 より
1階の右側のコーナー店に フランス料理店「フィガロ」が入って、
今も営業を続けている。 ネットの「食べログ」に、
マダム・チェチーリアさんの、次のような 口コミ が載っていた。

 1970年代の南青山・・ 青山墓地 下から根津美術館〜 骨董通りから表参道にかけてのシーンの あの角に!フィガロは なくてはならない存在でした。 FROM 1st:フロムファーストというビルが 南青山の、時代の先端を行く 新鮮でお洒落なランドマークであった時代。フィガロでお茶をする、というだけで舞い上がれた時代・・ まだワインも飲めない私は、いったい何を飲みながら 夜遅くまで友人達と語らっていたのか・・ 思い出すことすらできませんが、あの頃の匂いや お友達を思い出すと・・今でも胸がキュンとなります。90年代に入ってからも クルマでお店の前を通るたびに 懐かしく思っていましたが、わざわざクルマをどこかに停めてまで行くこともなく、時間がたっていました。ところが先日、たまたま夕方から南青山に おりまして〜 お友達と軽くゴハンして帰らない? ということになり、ふーみんは時間的に L.O. ギリギリに近かった為、フィガロにおじゃまする機会に恵まれた というわけです。
 きゃ〜〜。当時と全く変わらない佇まいとコンセプト!! 今でも階段を下りると お花屋さんと美容室があって、ブティックが入っていて・・ あまりにも懐かしくて 思わず泣きそうになってしまいました。1980年代に入ると 骨董通りから南青山→ 表参道は 246を挟んで、まるで! 新しい街が生まれたかのように様変わりして。 その後 ブランド・ショップもたくさんできて ・・ フィガロの向い側のビルには アニバーサリーが入って・・ 昼間は 表参道からの人の波が絶えることがありません。私達がおじゃました 平日の9pm 前のフィガロは 先客ゼロ、私達が食事を終えて お店を後にするまで 終始静かな店内でした。1970年代に一世を風靡した、パリの街角を再現したかのようなフレンチ・カフェは 年季が入って 枯れたニュアンスが漂い、壁際には ユーゲルのリースリングの古い空きビンが アール・ヌーヴォーのランプと仲良く並び、壁には 昔と同じ大きな鏡、ポスターは黄ばみ、椅子もテーブルも 使いこまれて古風で(今時の若者には 古くさ過ぎて 受けないのかもしれませんが ) 素敵な雰囲気を 醸し出しています。 本当に何もかもが昔のままです!!

フレンチ・カフェ・レストラン「フィガロ」(From Google Maps)