『 新建築 』 1972年1月号 「 建築と環境 」特集記事
前川国男建築設計事務所の作品「埼玉会館」の ルポルタージュ

神谷武夫・杉山顕一

『 新建築 』誌は、この年 新しい建築作品の不足を見越してか、1972年の1月号で、「建築と環境 」という特集記事を企画しました。20代の若手の建築家を10人ばかり集めて、それぞれに 有名な建築作品をあてがって、当時流行の「環境」という観点から ルポルタージュをさせようというものでした。山下和正さんの紹介で 私も参加し、前川国男設計の「埼玉会館」(浦和市)を担当しました。広場というか中庭というか 「エスプラナード」を囲む魅力的な公共建築です。空から見た鳥瞰パースなどを描いたのは、私だけだったでしょう。「エスプラナード」の実際の使われかたなどは、大学の 1, 2年後輩の 杉山顕一君が やってくれたのですが、編集部が 誌面に 彼の名前を書くのを忘れてしまったのは、甚だ遺憾でした。


『 新建築 』 1972年1月号、236ページ


『 新建築 』 1972年1月号、237ページ
A:エスプラナード No.1   C:大ホール(1,500席)   D:事務所塔(7F)
B:エスプラナード No.2   E:小ホール(500席)  F:県立図書館(既存)


『 新建築 』 1972年1月号、238ページ


『 新建築 』 1972年1月号、239ページ



まだ パソコンも ワープロ専用機も無かった時代のレポートなので、
デジタル・データはありません。これをワープロに打ち直す 時間も労力もないので、
もし 埼玉会館に深い興味があって、このレポートも読んでみたいという方が
いらしゃいましたら、すみませんが、この古雑誌を 図書館で捜してください。(神谷)