SASKIA IN THE RUTTING SEASON

発情期の サスキア

神谷武夫


サスキア
3時間も 発情鳴きを続ける サスキア


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● 家庭で飼われているシマリスは、5、6月ごろに発情期を迎えるものらしい。うちのサスキアも 6月27日に発情期に入りました。本来の(自然の)シマリスは 冬眠明けの2月に交尾し、3月に出産し、4月に日本に来るのが標準なので、2月に発情期になるのが典型です。ところが 暖かい家庭で飼われていると 冬眠する必要がないので、1年じゅう元気に(ケージの中で)活動しています。そのために、本来とは 生活のサイクルが狂ってしまい、本来の発情期よりもずっと遅れて、5月から6月に発情するのです。   ( 2026 /08/ 01 )



サスキアの 発情鳴き

 普段 鳴かない サスキアが、6月27日に小さい声で キュ と鳴きました。しばらくすると、また キュ と鳴きます。珍しいこともあるものだと思っていると、それがずっと続くのです。しかも鳴き声が ごくわずかづつですが 大きくなってゆき、間隔も短くなっていきます。以前に紹介した、11月の「キュルルルルルル」という長いもの ではなく、「キュ」という短いものです。おやつを催促しているのかなと思って ピスタチオをあげると、殻をむいて食べていました。ところが、食べ終わっても 鳴き声は やまず、キュ . . . キュ と 鳴き続けます。ケージに布をかけるまで、何と3時間も鳴き続けました。

 初めは小さい声で、鳴き声の間隔も長かったのが、次第に声が大きくなり、間隔も短くなり、最後の方では、大声で「絶叫」しているような感じでした。でも、体は動かずに 座ったままです。しかも サスキアの大好物の クルミやピーナツを差し出しても、顔をそむけて、食べようとしません。おやつの催促ではなく、発情鳴きだったのです。鳴き声の大きさも 間隔も ちょうど中間のころを 録音・録画してありますので(3分30秒)、下の写真をクリック して(別画面で開き、マウスで縮小 )、お聞きください。(露出を1段 暗くして写真を撮っていて、そのままで録画してしまったので、少々暗い画像になりました)。 最後のころの鳴き声は、この数倍の大きさです。布をかけてやめさせなかったら、どこまで大きい声になったか知れません。

サスキア

 何時間も叫んでいたのでは 体力を消耗するし、声帯も痛めるのではないかと案じ、ケージに 布(大風呂敷)をかけて、夜になったようにしたら、声が小さくなり、30分後ぐらいに 鳴くのをやめて 寝てしまったようです。シマリスが あんなに大きな声を出せる ということには たいへん驚きました。うるさいほどです。サスキアはメスなので、オスを求めて 絶叫するのです。しかし オスは、発情期にも あまり鳴かないそうです。
 翌日はケロッとしていて、全然鳴きません。発情するのは1日だけ みたいです。オスたちは この日を狙って(順位争いを しながら)待機するのでしょう。グーグルによると、 この時期、メスは約2週間の周期で(発情して)鳴くということですから、オスにとって チャンスは何度か訪れるのでしょうが、サスキアは2週間後になっても、鳴きませんでした。ここにはオスが いないので、鳴き叫んでも 全然 反応が無かったから かもしれません。まあ、発情期のシマリスが どんなふうに鳴くのかということを、驚きとともに知った1日でした。

中国からのシマリス

 グーグルによると、日本では 海外の動物を そのまま輸入することは 厳しく禁じられているので、日本に輸入される中国のシマリスは、日本の認可した条件下で生まれ育ったシマリスだけが輸入されるそうです。人工的な環境下ということになりますが、想像されるような、空調の効いた「繁殖工場」なんぞではなく、広大な 自然状態の飼育園で繁殖させられるので、自然のシマリスと同じように 自分で地中にトンネルと広間を掘り、広間で半年間 冬眠したシマリスが、冬眠後に外に出てきて交尾し、そうやって出産された子供たちが輸入されてくるのだそうです。 もちろん天敵は(空中の網により)排除・遮断されているので、自然界のシマリスよりは ずっと出産効率が良いのでしょう。

                            ( 2026 /08/ 01 )




サスキアの 近況写真集


サスキア

ケージの上で何かを食べる、シマリスのサスキア



サスキア

前歯が 不正咬合(ふせい こうごう)になるのを心配して
いくら叱っても、ケージを齧(かじ)ろうとする サスキア
もう、齧っているところに ビターアップルをかけるしかない。



サスキア

シッポを振りながら、部屋の床を「へやんぽ」するサスキア
オシッコは ケージの中のトイレ・ハウスで するので、部屋の床は 汚さない。



サスキア

机の上に上って、食べ物を探して、私の目の前を歩きまわる サスキア
(机の大きさは 166 × 90 cmで、タワー型のパソコンと 27インチ・モニターが ある)
右脚の ケガの跡のようなものは 無くならない、何なのだろう。



サスキア

机の上で、ヒマ種のビンを倒して 蓋を開け、取り出して食べる サスキア



サスキア

ヒマ種は もう 残っていないかな、と 手のひらの上を探すサスキア



サスキア

後ろ側の机の上、スキャナーの手前でナッツの殻群を見る サスキア
子供のころに比べて、シッポの毛が フサフサになった。



サスキア

本棚を渡り歩いて、どこもかしこも 探検するサスキア
耳が、小さくなる時と、大きくなる時が あるみたいだね。



サスキア

南側の本棚の てっぺんに登って こちらを見下ろし、優越感にひたる サスキア



サスキア

音も出さずに どこかに隠れてしまってるなと思っていたら、
本棚の チューナー・アンプの上から、いきなり顔を出すサスキア



サスキア

東側の本棚の上の、一番好きな 角の場所に陣取ると、寝そべったり
毛づくろいを したり して、いつまでも降りてこない サスキア



サスキア

2時間も「へやんぽ」して、テーブルの上で ひと休みする サスキア


このごろは 一日おきの朝に、自由に「へやんぽ」を させていますが、ケージを出てから、ケージに戻ってくるまでの時間は、最短 15分、最長4時間でした。
最近 20回の平均は 30分、その前 20回の平均は 1時間 40分です。



Mark

メロンと その種

 私はこの季節、朝食の時の果物に 時々 メロンを食べるので、サスキアにも スライスした一片を与えると、これはパイナップルと違って サスキアの大好物と見えて、例によって2度に分けて食べますが、硬い皮の部分を ごく薄く残すのみで、しっかり全部食べます。
 そして、メロンの種も好きです。メロンを切り分ける時に 中の柔らかい部分を取って、ワタを捨て、白い種だけを集めて 茶こしに入れて、水道水をジャージャーかけながら、指でかきまわして きれいにするとともに、こすってヌメリを取り除き、キッチンペーパーで包んで水気を取ります。これを小皿に広げて2日ぐらい天日干しすると、カボチャの種を 1/10 ぐらいにしたような、ベージュ色の 殻付きの種になります。

種  種

 大きさの比較 : ヒマ種、カボ種、メロンの種

日の当たる窓ぎわで干しているのを ウッカリ忘れて、リスを「へやんぽ」させると、全部 食べられてしまうので 要注意です。
 この メロンの種を ひとつづつ 摘まんで、ケージ越しにサスキアに あげると、サスキアは 私の指を噛まないようにして、薄くて小さなメロンの種だけを 巧みに咥えて、取って 殻をむきながら 食べます。 可愛い。
メロンの種も 脂質が高いので、一度に あまり沢山 あげすぎないように。

( 2026 /08/ 01 )


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TAKEO KAMIYA
メールはこちらへ kamiya@t.email.ne.jp