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1. イランへの爆撃を 直ちにやめること。
の3点です。「武力による現状変更を認めない」と 始終 言ってきたことが
「武力による現状変更は、アメリカがするのは構わないが、
ジュール・ルメートルとアナトール・フランスの 挿絵本 |

● 『 古書の愉しみ』の第62回は、久ぶりに「挿絵本」をテーマにした、「 ジュール・ルメートルとアナトール・フランスの 挿絵本」です。日本の挿絵本で やっと手に入ったのが『 銀の鐘 』という、「絵物語」風の本だったのですが、それは 日本で出版されたとはいえ、フランスの挿絵本の 翻訳本でした。著者の ジュール・ルメートルについて、時々検索していた結果、見つけたものです。ここから派生する、私の「古書探訪」の一例を語り、挿絵本の豊富な図版を掲げて 愉しんでもらうこととします。ここをクリック すると「古書の愉し/み」の サイト の、ジュール・ルメートルの 挿絵本『 銀の鐘 』のページに とびます。 ( 2026 /04/ 01 )
●● 「ジュール・ルメートルとアナトール・フランスの 挿絵本」のページが長くなって完成が遅れていたことと、この HP への攻撃、妨害があって、ネット上の表示が 歪められたり 消去されたりし、そのことへの対応に時間と労力をとられるので、上記のページを、ジュール・ルメートルの部分(『銀の鐘』)と アナトール・フランスの部分の二つに分け、前者を完成させ、後者は 来月に回すこととしました。この「お知らせ」欄に書き込んだ「迫害」の事態の記述は、表示させる方法が見つかりません。文章の改行が削除されて 非常に長くなってしまったことも、直すことができません。「国家情報局」というのが できると、こういうことをするのでしょうか。 ( 2026 /04/ 17 )
(「 アナトール・フランスの 挿絵本」は、来月 載せます)
| サスキアの 一年、写真アルバム |

● サスキアの正確な誕生日は分からないのですが、昨年の 中国からの輸入文書には「3月上旬の生れ」と記載されているそうですから、この3月上旬に、満1歳となります。ということは、今までは「0歳児の不良少女」だったわけですね。そして来月の 14日には、「お迎え」1周年になります。それらを記念して、「今までの写真を集大成する」とともに 写真を大きくし、 新しいものを加えて、「サスキアの一年、写真アルバム」を作成することにしました。 サスキアは ケージの中では じっとしていることが多いにしても、ケージ越しでは 写真が撮りにくいし、 「へやんぽ」(部屋?散歩)をしている時には 絶えず走り回っているので、やはり 撮りにくいので、なかなか うまくいきません。それでも1月19日に 巣箱の「大掃除」をしたので、通常とは異なった状態の写真も 撮りました。写真は、いちいち 拡大させずに、どれも このページに 大きく載せます。ここをクリック すると「思い出シリーズ」の一編とする『 サスキアの一年、写真アルバム 』のページに とびます。 ( 2026 /03/ 01 )
● アメリカのトランプ政権と イスラエルのネタニヤフ政権は、2月 28日に 突然、イランの中枢部を、宣戦布告なしに 爆撃し、国の最高指導者であるハメネイ師をはじめとする 国家指導層の数十人を 殺害しました。独立国の首脳を一気に虐殺するという、言語道断の行為です(日本がそんな目に合わされたとしたら、どう思いますか?)。戦前の日本の「真珠湾攻撃」どころの話では ありません。これは もちろん、明らかな国際法違反ですが、日本の高市政権は、アメリカの この凶暴な行為を容認し、むしろ 被害者のイランの方を 非難しています。「武力による現状変更を認めない」と 始終 言ってきたことは、単なる 口先だけの「お念仏」に過ぎなかった というわけです。アメリカは 武力によって イランの国家転覆を意図し、イラン国民に 反政府活動を呼びかけ、親米的な人間をイランの 新しい最高指導者にするつもりだ とまで宣言しています。
このアメリカの行動に ほくそ笑んでいるのは、ロシアと中国です。ロシアが4年前に 宣戦布告なしに ウクライナにミサイル攻撃と地上侵攻を開始し、すでに数十万人を殺し、軍事力によって領土割譲を要求していることを、もはや どこの大国も非難できないでしょう。アメリカが同様なことをし、日本などは それを容認しているのですから。また 近い将来、中国は アメリカに倣(なら)って、白昼堂々と 台湾への爆撃を行い、首相をはじめとする 首脳部の人々を殺害し、軍事力によって、中国に忠誠を誓う 傀儡(かいらい)政権を樹立させることが 出来るでしょう。高市首相は それを容認し、むしろ中国の言うことを聞かなかった 台湾の方を 非難するつもりでしょうか。 日本の(自民党政権の)二枚舌外交には、ほとほと うんざりです。 ( 2026 /03/ 08 )
● 山上徹也さんが奈良地裁で無期懲役の判決を受け、弁護側は それを不服として大阪高裁に控訴しました。手製の銃で撃たれた安倍晋三前首相が死去したということさえ除けば、山上徹也 (1968- )は たいへん良いことをしたのだと思います。彼の行動がなければ、ジャーナリズムは動かず、それまでどおり、自民党と統一教会の関係(とりわけ岸信介と安倍晋三の果たした役割)について 見て見ぬふりをし続け、私を含む国民は 何も知らされず、自民党は 統一教会とベッタリの関係を 今でも続けていたろうし、統一教会の被害者や2世たちには 何の救いの手も さしのべられなかったろうからです。
私が山上徹也の名前を聞く時、それに重なるように思い浮かべるのは、朝鮮の安重根(あん じゅうこん) (1879-1910) です。彼は 1909年(明治 42年)に ハルピン駅頭で日本の首相、伊藤博文を銃で撃ち、死に至らしめました。朝鮮は日本の植民地にされ、ずいぶん ひどい目にあわされました。それは今月書いた、アルジェリアとフランスの関係と同じです。それを世界に知らしめ、朝鮮人民を奮起させるために、安重根は行動したのでした。日本政府は ただちに彼を 死刑に処しましたが、朝鮮の人々は 彼の営為を称え、「愛国義士」や「独立の英雄」として崇めました。
朝鮮人が 安重根の行動をたたえたように、統一教会の被害者や2世たちは、山上の行為に感謝していることでしょう。しかし 彼らも、言論人たちも、絶対に「殺人」を容認するような言説はできず、 沈黙するか、心の中でそう思っているだけでしょう。
ブラウザの Microsoft Edge(エッジ) では、生成AI の Copilot(コパイロット)のキャラクターの、ミカという名の 狐(らしい)と「チャット」をするための、ChatGPT のサムネールが、ヘッダーの右端にあります。年号調べでも どんな質問にも 即座に答えてくれるので、大変便利にしています。
そこで、山上徹也と安重根について、単なる質問ではなく、チャットしてみました。だいぶ長くチャットしたあと、私の「論議」の内容を 短い論説にまとめてみてほしいと言ったら、すぐに 次のような、簡にして要を得た論説に してくれました。なるほど、AIというものは すごい進化をとげているのだなと、実感しました。その日本語の能力(平均的日本人以上に、正確で きれいな文を書ける)には驚嘆するし、ネット上のあらゆる記事や言表を 瞬時に収集し、すばやく論理的に組み立てるのは、神業のようです。
これだと、学生さんたちが 授業のレポートに大いに使うだろうし、卒業論文や 博士論文、大学教授の論文にさえ 利用されるでしょう。インターネットの出現を、真の「情報革命」と観じましたが、AIの進歩は、真の「知能革命」ということに なるのでしょうね。
次の、狐のミカ さんが 私に代わって作成した論説に、私は一切 手を入れず、そのままに写します。私の言ったことを基にした、論の構成にも、文体にも、論理構造にも、文句はありません。もっと長い論文にしてほしいと言えば、即座にやってくれることでしょう。 ( 2026 /02/ 05 )
沈黙の受容史
── 安重根と山上徹也に見る“可視化”の構造
暴力は決して肯定されるべきではない。しかし歴史を振り返ると、暴力的事件が 社会の盲点を露わにし、隠されていた構造的問題を可視化する 契機となることがある。行為そのものの是非とは別に、社会が その事件を通じて 何を知り、何を自覚したのかという「受容の歴史」は、冷静に検討されるべき領域である。
安重根の行為は、朝鮮民族が 長年受けてきた苦難を象徴化し、民族意識を刺激し、世界に「朝鮮問題」を可視化した。行為の道徳的評価は 立場によって大きく分かれるが、彼の行動が 歴史の表面に“民族の受難”を押し出した という点は否定しがたい。同じ構造は、山上徹也の事件にも見られる。彼の行為が なければ、統一教会の被害、自民党との癒着、岸信介・安倍晋三の果たした役割といった問題は、今なお 社会の暗部に沈んだままだった可能性が高い。事件以前、主要メディアは これらの問題に ほとんど触れず、政治も動かなかった。事件後、初めて統一教会問題は 全国的な議論となり、宗教2世の苦難が 社会問題として認識され、法制度の見直しが進んだ。
ここで問われるべきは、行為の正当化ではない。問うべきは、なぜ社会は この事件を契機にしか動かなかったのか という構造の問題である。統一教会の被害者や 宗教2世の中には、事件をきっかけに 自分たちの苦しみが初めて理解された と感じる人もいるだろう。しかし彼らは 公に語ることができない。暴力を肯定する言説は 許されず、言論人もまた 沈黙を強いられる。こうして「心の中では 理解されているが、口には 出せない」という “沈黙の受容” が生まれる。安重根と山上徹也は、動機も 立場も 歴史的文脈も まったく異なる。しかし、社会が 彼らの行為を通じて 隠された構造的問題を自覚した という点において、両者の「功績」には 構造的な類似がある。それは 暴力の肯定ではなく、社会が何を見ようとせず、何を見せられたのかという、受容史の問題である。
| マグリブの建築 第2章 「 アルジェリアの建築 」 |

● 『マグリブの建築』の第2章は、「 アルジェリアの建築」です。アルジェリアは マグリブ諸国の中では一番大きいですが、国土の大半がサハラ砂漠なので、史跡があるのは 北部の地中海寄りの部分のみと言えます。チュニジアの カイラワーンに相当するのは、古都 トレムセンで、多くの歴史的建造物があります。私がマグリブ地方を旅したのは 1991年と 2008年との2回で、旅日記には、「アルジェリア人というのは、皆 親切で、陽気で、好い人達だ」と 書いてあります。
1回目は 比較的平和な国情の時期だったので、 アルジェの エッサフィール・ホテル(格調の高い4ッ星ホテル、朝食付き 2,800円)に安く泊まって 安楽でしたが、この年 政府軍とイスラム主義者たちの衝突が始まり、翌年の 1992年には内乱状態になったというから、危ないところでした。 ここをクリック すると「世界のイスラーム建築」のサイトの、『 アルジェリアの建築 』のページに とびます。 ( 2026 /02/ 01 )
| 謹賀新年 2026 |

今年は 大晦日の夜から、バッハの『 フーガの技法 』を聴きながら
新年を迎えました。ユーチュ−ブで聴ける、オランダ・バッハ協会の演奏です。

●『 グランドホテル 』1932年(米)監督:エドモンド・グールディング (1891-1959), 主演:グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ジョーン・クロフォード,原作:ヴィッキー・バウム
今から 92年も前に制作された映画です。主演の グレタ・ガルボ (1905-90) と言えば 戦前のハリウッド大女優で、その人気は 飛ぶ鳥も落とす勢いでした。日本でも 戦前の文学者の映画談義を読むと、彼女の名前が しばしば出てきます。しかも戦争中の 1941年に 35歳の若さで映画界を引退してしまい、2度と映画に出ることは無かったので(42歳で引退してしまった原節子より、もっと ひどい)、私などにとっては「伝説的女優」でしかありませんでしたが、廉価のDVD が出ていることを知り、買い求めました
。この映画は世界的に大ヒットして、第5回の アカデミー賞・最優秀作品賞を受賞し、以後、「グランドホテル形式」と言われる 同工異曲の映画が 沢山作られました。

● 『 ワンダフル ライフ 』1998年(日)監督・脚本・編集:是枝裕和,主演:ARATA、小田エリカ、由利徹、内藤剛志、寺島進、香川京子、谷敬
1995年に独立第1作として『幻の光』を撮って注目を集めた 是枝裕和監督が、第2作として監督、脚本、編集をした『 ワンダフル ライフ 』は 最近になって見たのですが、とても面白かった。死者が天国へ旅立つ前に、閻魔王ならぬ サラリーマン風の職員達から、「自分の人生の中から 一番大切な思い出」を選ぶように 強いられます。それらが 職員達によって映像化 され、死者はそれだけを持って、天国へ旅立つのです。その死者たちと職員達との葛藤の中に、観者の思い出も蘇えります。演者たちは皆 優秀で、古い荒れ果てた仮収容所 (?) の姿も 興味深い。

●『 ル・アーヴルの靴磨き 』2011年(フィンランド・仏・独)監督:アキ・カウリスマキ (1957- ),主演:アンドレ・ウィルムス、カティ・オウティネン
監督の アキ・カウリスマキは、もっと後に『世界で一番 しあわせな食堂』を撮ることになる ミカ・カウリスマキ監督の弟です。そちらもまた、『ル・アーヴル』と同じように 荒唐無稽で調子のよい、ご都合主義のストーリーですが、その、兄の作品に負けずに 心の温まる、珠玉の一編の「おとぎ話」映画です。フランスの港町の ル・アーヴル市で 靴磨きをする マルセルは、妻のアルレッティと仲良く暮らしていますが、妻が難病にかかっていることを発見します。そんな時、彼は 密航者の少年 イドリッサと出会い、家に匿(かくま)うのです。果たして 彼らに、神の助けは あるのでしょうか。
予告編は こちら 。
●『 1917 命をかけた伝令 』2019年(英・米)監督・脚本:サム・メンデス (1965- ),主演:ジョージ・マッケイ、ディーン・チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング
第一次世界大戦 の只中の1917年に、ドイツ軍の罠に嵌められそうになった英軍は、前線の誤った作戦を中止させて 兵士たちの命を救うべく、ブレイクとスコフィールドという2人の上等兵に、その 伝令 の役を命じます。果たして2人は、戦場の危険の中を突破して、任務を果たすことができるのでしょうか。下級兵士の眼からの 戦場の姿が 実によく描かれた「戦争映画」です。戦場の つかの間の休憩に、森の中で 一人の兵士が、疲れ切った兵士たちに歌を歌うシーンが印象的です。映画『いつか、きっと』(2002) の中で、ドイツのカウンター・テナー、アンドレアス・ショルの歌で流れていた『我は さすらう 貧しき異邦人』です。

●『 マイ スモール ランド 』2022年(日・仏)監督・脚本:川和田恵真 (1991- ),主演:嵐莉奈(あらし りな)、奥平大兼(おくだいら だいけん)、アラシ・カーフィザデー
在日クルド人の少女 17歳のサーリャが、在留資格を失ったことを きっかけに自身の居場所に葛藤する姿を描いた社会派ドラマ。上記の是枝裕和監督率いる 映像制作者集団「分福」の若手監督・川和田恵真(かわわだ えま) が商業映画デビューを果たし、自ら書き上げた脚本を基に映画化しました。サーリャは クルド人の家族とともに 故郷を逃れ、幼い頃から日本で育ちました。現在は 埼玉県の高校に通い、同世代の日本人と変わらない生活を 送っています。大学進学資金を貯めるために アルバイトを始めた彼女は、東京の高校に通う 聡太と出会い、親交を深めていきます。そんなある日、難民申請 が不認定となり、一家が在留資格を失ったことで、サーリャの日常は一変します。自身も5カ国のマルチルーツを持つモデルの嵐莉菜が、映画初出演にして 主演を務めます。彼女は 日本のタレントにしてモデルであり、母親が 日本人とドイツ人のハーフで、父親は イラクやロシアにルーツを持つ 元イラン人で、今は日本国籍を取得しています。 川和田監督もまた、イギリス人の父と日本人の母という、ミックスルーツを持っています。予告編は こちら 。

●『 フーガの技法 』2023年 (?) (オランダ)音楽監督:佐藤俊介 (1991- ),演奏:オランダ・バッハ協会(Netherlands Bach Society)
4年前のこの欄に、劇映画のDVDではなく、ベルリン古楽アカデミーによる、バッハの『 フーガの技法 』の演奏会を撮影したDVD を紹介しました。今回は同じ『 フーガの技法 』ですが、DVDではなく、「ユーチューブ」の1時間半にわたる 録音とその演奏風景の映像です。 「オランダ・バッハ協会」というのは 1921年に創設されて 100年の歴史をもつ、世界最高の古楽演奏団体ですが、2018年に それまでの代々の指揮者に代わって、コンサートマスターの 佐藤俊介 (1984- ) が 音楽監督に就任し、自らヴァイオリンを弾きながら 、10年間、指揮者なしで メンバーを牽引しました (2013〜2023年) 。
彼がこの室内楽団のために新しく編曲した『 フーガの技法 』の演奏を ユーチューブ で聴いて、非常に驚いてしまいました。最初の「コントラプンクトゥス 1」が、楽器ではなく、4人の 声楽ソリスト(ソプラノ、アルト、テナー、バス)によって歌われるのです(もちろん 歌詞は ありません)。以降は 人声も楽器のひとつとして 室内管弦楽団に加わり、曲ごとに種々の楽器の組み合わせによる 四声部の演奏として、廃墟に近い 修復された古聖堂(多分 ロマネスク) の中で、舞台もなく 聴衆もいないところでの 素晴らしい演奏が、中断無しに1時間半、広告も入らず 放送・放映されます。頂部に「人頭彫刻」のついたヴィオラ・ダ・ガンバ などの古楽器が見られるのも 楽しい。こちらをクリック して ご覧(お聴き)ください。オランダ・バッハ協会は、「All of Bach(バッハのすべて)」と称するプロジェクトを興し、順次 バッハの 1080曲の全曲演奏をして、そのすべてを「ユーチューブ」で一般公開しつつあります(現在 350曲以上が終了)。
( 2026 /01/ 01 ) .
| マグリブの建築 第1章 「 チュニジアの建築 」 |

● 『マグリブの建築』の第1章は、「 チュニジアの建築」です。チュニジアは マグリブ諸国の中では一番小さく、特に隣の広大なアルジェリアに比べると、国土面積は その 7パーセントぐらいですが、国土の半分が地中海に面した肥沃な土地なので、古来 多くの都市が栄え、大モスクや リバートをはじめ、歴史的建造物も 数多い。とりわけ 古都の カイラワーンは、その宝庫と言えます。 ここをクリック すると「世界のイスラーム建築」の HP の『 チュニジアの建築 』のサイトに とびます。 ( 2025 /12/ 01 )
| 世界のイスラーム建築 「 マグリブの建築 」 |
● 『世界のイスラーム建築』の西端をなす マグリブ地域のイスラーム建築を紹介するサイトです。イスラーム帝国が バグダードを中心として、東はウズベキスタンから西はスペインまで、長大に領土を広げました。そこで 首都のバグダードより東方を「マシュリク」(日が昇る所)、西方を「マグリブ」(日が没する所)と呼びました。マグリブ地方という名称は 現在まで用いられ、通常 チュニジア、アルジェリア、モロッコを指し、時にリビアと、イスラーム時代のスペインまでを 含めます。 ここをクリック すると「世界のイスラーム建築」の HP の『 マグリブの建築 』のサイトに とびます。 ( 2025 /10/ 01 )
● また 首相が変わることになりましたが、報道機関が世論調査をして、今一番の問題は何かと国民に尋ねると、必ず「物価高」だという 調査結果が出ます。物価高の始まり、原因は「円安」にあります。ところが どの政党も このことに触れません。円が高く振れると 大企業 の利益が落ちることを 気づかうからです。私が この「お知らせ」欄に 次の意見を書いたのは、3年前の 2022 年6月 21日で、昨年の4月27日に多少書き加えて 再録しましたが、今また ここに 再録 します。 ( 2025 /09/ 15 )
国力を示す指標は、その国の 通貨 の価値です。黒田が 2013年に日銀総裁に就任してから9年の間に、円は5割も弱くなりました。ドル換算で、90円 だったものが、今や 135円 です。外国から物を買うのに(食料や燃料や原材料を買うために)5割も多く支払わねばならなくなりました。日本の製品は、5割も安く買い叩かれます。途上国に同じ10億円を援助しても、感謝される度合いは5割減です。
日本の国力が5割も落ちたということです。最近の物価上昇の、大きな原因です。コロナのおかげで あまり外国旅行ができませんが、今 旅行に出れば、9年前の5割も高くつくのです。安倍元首相の経済政策は とっくに破綻しているということです。それなのに、黒田 は「家計の 値上げ許容度が高まっている」などと言って 平然としています。円安 を喜ぶのは 大企業だけです。
どんな組織も、トップが長期間 居座っていると、まわりはイエスマンばかりになり、政策変更ができなくなります。黒田総裁は、一刻も早く 退陣すべきです。こうしている間にも、日本の国力は どんどん落ちているのです。参院選を前にした野党の どれひとつとして これを主張しないのは、情けない限りです。 ( 2022 /06/ 21 )
黒田は 2023年春まで 10年間も 日本銀行の総裁に居座り、4月9日に やっと 植田和男(東京大学名誉教授)に交代しました。これでやっと 為替が正常化 されるかと思いきや、植田は 黒田の政策を踏襲するばかりで、1年間にわたり、円の価値を いっそう落してゆき、ついに この4月26日には 一時「1ドル= 160円」にまで下落しました(何のために 総裁を代わったのか 分かりません)。
(1ドル= 120円 以下に 戻すべきです。 そうしよう という 意志も 能力も 無いのなら、さっさと 辞任してほしい。) ( 2024 /04/ 27 )
2022年に始まった急激な円安によって 原材料や 燃料や 食料の 輸入価格が高騰し、それが物価の急上昇を引き起こし、そこから 連鎖反応 による諸物価の上昇が 次から次へと続きました。日銀が 「超円安 」を野放しにしているので、物価上昇の 悪循環 は 留まるところを知らず、国民が 生活難を訴えても、植田は 平然として、「基調的な物価上昇に大きな影響を与えていない」などと言って、何の手も打ちません。これでは 黒田と 何の変りも ありません。 なぜ、こんな人を 黒田の次の総裁に 選んだのでしょうか? 不可解です。 日本の国力は 衰えるばかりです(日本の 国際的発言力は 半減し、ロシアや 北朝鮮にさえ バカにされています)。
この絶望的状態を 是正できるのは 首相だけなのに、岸田もまた 何もしません。自民党の「裏金問題」ばかりでなく、この国のシステムは、すべてが 劣化、衰亡しているのでしょう。
| サスキアのための 設備用品と、オシッコ処理 |

● 一般的に、シマリスは ペットのなかでは 比較的 トイレを覚える方なので、その点では 飼育が楽だと言われます。もちろん個体差があるので、トイレがだめな子もいますが、うちのサスキアは 優秀なほうだと思います。それでも 多少の苦労はあります。毎朝 サスキアより早く起きると、まず サスキアのトイレ掃除をします。糞よりもオシッコの処理に手間をくいますので、その事情を書いておきます。
●● その前に、前回の「サスキアの逃走劇と 小型の立体造形群」のページが長すぎましたので、「サスキアのために ケージに設備したもの」の部分を、多少増補して、こちらに移すことにしました。 ここをクリック すると「神谷武夫のプロフィール」のサイトの『 サスキアのための 設備用品と、オシッコ処理 』のページに とびます。 ( 2025 /09/ 01 )
| INTERMEZZO |
● 今月は夏休みなので、新しい記事はありません。そのかわりに、映画の DVD の
紹介をします。 今回は、心の温まるような作品を 選ぼうとしました。
半分が 日本映画になりました。 映画の制作順に並べます。 ( 2025 /08/ 01 )

『 東京暮色 』1957年(日)監督:小津安二郎 (1903-63), 主演:笠智衆、原節子、有馬稲子、山田五十鈴、杉村春子,モノクロ・スタンダード作品
今まで この欄では、小津安二郎 の作品を一度も採りあげてきませんでしたが、その理由は、どの作品も、娘を嫁がせる親の悲しみを描いた 同工異曲のものばかりで、その中では 司洋子が主演をした、晩年の『 秋日和 』(1960) が一番好きですが、その あまりのマンネリズムの故に、二の足を踏んでいたのですが、一作ぐらい 採りあげないわけにはいかないと、今から 70年近くも前のモノクロ映画の(『東京物語』ではなく)『 東京暮色 』という作品を 採りあげることにしました。おそらく 小津作品の中では、家族の問題に一番深く切り込んだ、 少々暗い映画ではないか と思います。常連俳優のほかに、若き日の 有馬稲子 と、往年の大スター 山田五十鈴 が出ていることも話題です。映画が 最大のエンターテイメントだった時代、昭和 32年の 多くの日本庶民の 涙を絞ったことでしょう。

『 Love Letter(ラヴ レター)』1995年(日)監督・脚本:岩井俊二 (1963- )、主演:中山美穂、豊川悦司、柏原崇、酒井美紀,音楽:REMEDIOS
岩井俊二の 長編映画監督第1作です。のちの作品群に比べれば 古典的な映画づくりですが、私にとっては、のちの作品群よりも 格段に魅力的です。ひねりの効いた脚本が素晴らしく、タイトルの「ラヴレター」の意味が、最後になって わかります。昨年 亡くなった 中山美穂 が、神戸の女と 札幌の女の 一人二役 を演じているのが、始めは混乱を うみますが。 高校の図書室が舞台の一つになっていて、メインに扱われている本は、プルーストの『失われた時を求めて』です。 韓国 では 今も この映画の人気が高く、北海道への 韓国人旅行者の多い理由の ひとつ と言われます。岩井俊二監督は 25年後の 2020年に、姉妹作と言うべき『ラストレター』を撮りましたが、少々 技巧的に過ぎる印象を受けました。

『 画家と庭師とカンパーニュ 』2007年(仏)監督:ジャン・ベッケル(1933− )主演:ダニエル・オートゥイユ(画家)、ジャン=ピエール・ダルッサン(庭師)、ファニー・コタンサン(妻),原作:アンリ、クエコ
フランスの 老人映画 です。パリで成功した初老の 画家 が、種々の問題から 故郷に帰り、旧家の広い庭を整備するために「庭師」を募集したところ、来たのは 幼ななじみ の、 親子代々の 庭師 でした。思いがけぬ邂逅から、二人は互いを「キャンバス」、「ジャルダン(庭)」と呼び合い、友情を はぐくみ、和やかな カンパーニュ(田舎)の生活を 共にしていきます。大きな筋立ても 劇的な構成も 無いですが、心を温かくしてくれる映画です。原題は "Dialogue avec mon jardinier" 「我が庭師との対話」です。

『 アマンダと僕 』2018
年(仏) 監督・脚本:ミカエル・アース (1975- ),主演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、オフェリア・コルブ
パリの公園で起こった 無差別テロ事件 で 多数の死傷者が出、その死者の中に、7歳の少女、アマンダ のシングル・マザーである サンドリーヌも いました。彼女と とても仲の良かった 弟、ダヴィッド は、ピアノ教師の恋人を失い、大切な右手に傷を負って 郷里に帰り、これから どうしていくか、とりわけ、彼に なついている 姪のアマンダを どうするか、姉の死 を 深く悲しみつつ 悩みます。彼と、その周囲の人々との関係と触れ合いを 淡々と描いた、名人級の映画ですが、監督の ミカエル・アース は 老巨匠かと思いきや、まだ 40台前半の若さでした。

『 モロッコ、彼女たちの朝』2019年(モロッコ、仏、ベルギー) 監督・脚本:マリヤム・トゥザニ (1980- ),主演:ルブナ・アザバル(アブラ役)、ニスリン・エラディ(サミア役)、原題は『アダム』(生れる子供の名前)
モロッコの女流監督 マリヤム・トゥザニ (Maryam Touzani) が 撮って、アカデミー賞 国際長編映画賞を取った 女性映画 です。モロッコの大都会 カサブランカ の片隅(メディナ)で、生きるのに窮した 元・美容師の サミアは 妊娠していて、出産したら すぐに養子に出そうと思っていますが、彼女に宿を提供してくれたのは、やはり シングルマザーで、街で小さなパン屋を営んでいる アブラという女性でした。サミアは アブラのパン作りを手伝い、近所の評判をとっていきます 。 映画の 画像作りは、フェルメール の絵画に 影響を受けた そうで、さもありなん と思わせる 美しい映像です。 予告編は こちら 。

『 峠 最後のサムライ 』2022年(日)監督・脚本:小泉堯史 (1944- ),主演:役所広司、松たか子、仲代達也、香川京子、田中泯,音楽:加古隆,原作:司馬遼太郎
幕末の動乱期を描いた 司馬遼太郎 の長編時代小説「峠」を、「雨あがる」「蜩ノ記」の小泉堯史監督のメガホンで 映画化しました。徳川慶喜の大政奉還によって、260年余りにも及んだ 江戸時代が終焉を迎えた、そんな動乱の時代に、越後 長岡藩 牧野家の家臣・河井継之助 は、幕府側、官軍側の どちらにも属することなく、長岡藩の中立と独立を 目指していました。藩の命運をかけた 継之助の壮大な信念が、幕末の混沌とした日本を変えるでしょうか。小泉監督の「蜩ノ記」に続いて 役所広司が 主人公の継之助に扮し、継之助を支え続ける妻 おすが を 松たか子が演じます。
| 古書の愉しみー61 尾崎秀実の『 愛情は ふる星のごとく 』 |

● もう 知る人は 少ないでしょうが、戦後すぐに ベストセラーになった『愛情は ふる星のごとく』という本が ありました。今から ほぼ 80年前の本で、ある死刑囚から 家族に宛てた「 獄中書簡集」という、特異な本です。これも 今では知る人が少なくなってきた「ゾルゲ事件」に連座して、日本が敗戦を迎える直前(9ヵ月前)に 死刑になった、尾崎秀実 (おざき ほつみ) の、獄中から 家族(妻と娘)に宛てた 書簡集です。敗戦の翌年 (1946) に、世界評論社から 上梓されるや、大ベストセラーになりました。 太平洋戦争で 300万人以上が死んで 戦争に負け、日本人が虚脱状態になり、社会も経済も 混乱状態に陥り、モノ不足、ヒト不足のなか、活字に飢えていた人々に、終戦の直前に 絞首刑 になった 理想主義者の、妻と娘にあてた 愛情あふれる獄中書簡集は、干天の慈雨だったでしょう。たちまち人々の心をつかみ、涙を誘い、新しい日本を作ろうという人々の、熱列な支持を受けたのでした。 ここをクリック すると「古書の愉しみ」のサイトの『 愛情は ふる星のごとく 』のページに とびます。 ( 2025 /07/ 01 )
| シマリスの逃走劇と、小型の立体造形群 |
● ケージを移動させた時、扉のフックがはずれて、少し開いてしまったことに 気が付かなかったので、サスキアはケージから脱走すると、窓のカーテンを這い上がって 天辺まで行き、カーテンレールの上や、隣の本棚の上を歩いたりしていましたが、2mの高さから 怖くて降りられません。1時間半の 捕り物劇で、やっとケージに戻しました。
今回は そのことも さることながら、ごく久しぶりに意識させられた、本棚の上の 小さな立体造形物たちを、昔のことを思い出しながら、紹介しておきたい と思います。 ここをクリック すると「神谷武夫のプロフィール」のサイトの『 シマリスの逃走劇と、小型の立体造形群 』のページに とびます。 ( 2025 /06/ 01 )
| シマリスよ、君の名は「 サスキア 」だ |
● 今年になっても シマリスへの「懐旧の情」が収まらず、4月半ばになって、ついに、もう一度シマリスを 飼おう!と 決心しました。シマリスの子供 が中国から輸入されるのは4月が一番多い。たまたま4月13日に ネットで検索したところ、東京郊外の ある ペットショップ に、シマリスが2匹入荷したと書かれていて、まあ リーズナブルな価格だと思われたので、翌日の14日に そのペットショップに行って、何十年ぶりかで 本物のシマリスを まじかに見て 感無量となり、1匹を確保しました。 成人シマリスは 体重が100グラムぐらいなのですが、このリスは まだ 生後1ヵ月なので、わずか 45グラムです。 ここをクリック すると「神谷武夫のプロフィール」のサイトの『 シマリスよ、君の名は「 サスキア 」だ 』のページに とびます。 ( 2025 /05/ 01 )
●● だいぶ前から、コメの価格高騰 が 毎日、ニュースで報じられ、今度は 農水大臣の「バカ発言」で 大騒ぎしています。私は パン食派なので、この問題については 脇目で見て来たのですが、いったい 何故 こんな事態に なっているのかは 不思議に思っていました。それが、今日 偶然に、昨年8月の 毎日新聞の記事 ということですが、キャノン グローバル 戦略研究所の 山下一仁・研究主幹への インタビュー記事『 不作でも インバウンドでもない、コメが 買えない「本当の理由」』を読んで、騒動の 根本原因を 理解しました。私のような パン食派の人たちにも、ぜひ読んでもらいたいと 思います。 ( 2025 /05/ 20 )
| 古書の愉しみー番外編 『 宝石本 わすれなぐさ 』 |

● 今月は、「古書の愉しみ」の 今採りあげている本についての記事が、関連本を あれこれ読んだり、昔読んだ本を 読み返したりしていると 時のたつのを忘れて、次々と読みふけってしまい、4月1日に 間に合わなくなってしまいそうになったので、急遽、まったく別の本について小文を書いて、「古書の愉しみ」番外編 とすることに しました。 それは、北原白秋の ある詩集に まつわる、博識な古書探求家・小寺謙吉が書いた「書物奇譚」です。古書の好きな方には お勧めの、興深い本です。 ここをクリック すると「古書の愉しみ」のサイトの番外編『 宝石本 わすれなぐさ 』のページに とびます。 ( 2025 /04/ 01 )
| 世界建築ギャラリー 遠藤新 の 自由学園(南沢) |

● 「自由学園」と聞けば、建築関係者ならすぐに、フランク・ロイド・ライトが設計した、東京・池袋の「明日館(みょうにちかん)」を 思い浮かべることでしょうが、現在 教育施設としての自由学園のキャンパスは、東京の西郊外の 南沢に、帝国ホテルの工事半ばで ライトがアメリカに帰国したあと、独立した 遠藤 新が 設計したものです。その後 息子の 遠藤楽が受け継いで 図書館や幼稚園などを設計し、またその他の施設も建てられましたが、最初期の、遠藤新の手になる建物は 大事に使われて、外構を含めた当初のままの姿が 今も保たれています。2020年に「ドコモモ 日本支部」によって「日本におけるモダン・ムーブメントの建築作品」のひとつに選定もされました。
私は 10年前に 南沢の自由学園の学園祭に行って、撮影をしてきていますので、「世界建築ギャラリー」で紹介しようと思います。ここをクリック すると、「世界建築ギャラリー」のサイトの『 遠藤新 の 自由学園 』のページに跳びます。 ( 2025 /03/ 01 )
| 私のパソコン 年代記 |

● 「猫の思い出」「犬の思い出」「リスの思い出」に続けて、今度は「パソコンの思い出」を書くことにしました。と言っても、パソコンについての 何ら専門的知見でもなく、資料的価値もない、単なる、私とパソコンのつきあいの「パーソナル・ヒストリー」ですので、読むに値するほどのものではありません。パソコン歴が 30年くらいになる私自身が、今まで買って使ってきたパソコンについての記憶が あいまいになってきましたので、それらをきちんと、正確に記録しておきたいと思うようになったのです。ですから これはパソコンについての一般論ではなく、たまたま私が使ってきた、わずかな数のパソコンについての記録でしかありません。私の個人史に興味のない方は、この塙を 飛ばしてください。もしも読もうと言う方がいらしたら、ここをクリック してください。『 私のパソコン年代記 』のページに跳びます。 ( 2025 /02/ 01 )
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今回は 様々な国を舞台にした映画を6本、 制作年度順に並べます。 ( 2025 /01/ 01 ) ![]()
●『 赤い風船 』1956年(仏)監督・脚本:アルベール・ラモリス (1922-1970), 主演:パスカル・ラモリス、サビーヌ・ラモリス、シュザンヌ・クルーティエ,撮影:エドモン・セシャン,音楽:モーリス・ルルー, 原題は "Le Ballon Rouge" カラー、36分 ![]()
●『 暗殺の森 』1970年(伊・仏・西独)監督・脚本:ベルナルド・ベルトルッチ (1941-2018), 主演:ジャン・ルイ・トランティニャン、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ,撮影:ヴィットリオ・ストラーロ,音楽:ジョルジュ・ドルリュー,原作:アルベルト・モラヴィア ![]()
●『 活きる(いきる)』1994
年(中)監督:張芸謀(チャン・イーモウ、1950- )、主演:葛優(グォ・ヨウ)、鞏俐(コン・リー),原作:余華(ユイ・ホア) ![]()
●『 もうひとりの息子 』2013年(仏)監督・脚本:ロレーヌ・レヴィ (1964- ),主演:エマニュエル・ドゥヴォス、パスカル・エルベ,原案:ノアム・フィトゥッシ ![]()
●『 ぶあいそうな手紙』2019年(ブラジル) 監督・脚本:アナ・ルイーザ・アゼヴェード (1959- ),主演:ホルヘ・ボラーニ(エルネスト役)、ガブリエラ・ポエステル(ビア役)、言語:ポルトガル語、スペイン語
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●『 モーリタニアン 黒塗りの記録』2021年(英・米)監督:ケヴィン・マクドナルド,主演:ジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、ベネディクト・カンバーバッチ,原作:モハメドゥ・ウルド・スラヒの手記
たとえば、こういうことです。ある家庭の親が、毎年 湯水のように金を使い、その 1/4 から 1/3 が借金でした。親が死んで、その子供が相続したら、借金の総額が 数億円になっていて、それを、息子や娘が 返済しなければならない、というような構図です。
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●『 武士の家計簿 』2010年(日)監督:森田芳光 (1950-2011),主演:堺雅人、仲間由紀恵,原作:磯田道史『武士の家計簿、加賀藩御算用者の幕末維新』(新潮新書) ( 2025 /01/ 01 )
シマリスの子供 (ChooChoo's Story より)
●5月に「リスの思い出」を書きましたが、それを書こうかな と思いはじめた頃から 毎日、リスを写したユーチューブなどの動画を見ています。「思い出」を書き終わって HP にアップしてからも、昔 飼って 失踪したシマリスへの「懐旧の情」が収まらず、最も可愛い動物は、やはり「シマリス」だなぁ と思います。もう一度 リスを飼おうか とも考えましたが、もう 年齢的に、リスを 最後まで面倒見ることは できないかもしれないので、思いとどまりました。 シマリスへの愛着は 止まりませんが、ネットで リスの動画を見るだけで 満足することにして、毎日1時間ぐらい見たり、そこから 静止画を作ったりしています。動画で見るシマリスたちも、可愛くてなりません。 ここをクリック すると、「神谷武夫のプロフィール」のサイトの『 シマリスへの懐旧の情 』のページに跳びます。 ( 2024 /12/ 01 )
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● この本は、前回の『天心全集』のように、帙に入った「和本」です と言いたいところですが、中国の本ですから「和本」ではなく「唐本」か、いや 現代の本なので「古式製本の中国書」と 言うべきでしょう。造本・装幀は『天心全集』とよく似ていますが、本体は1冊だけなので、帙は ずっと薄い。1973年の 初版『魯迅小説挿図集』は、もっと小型の 粗末なペーパーバックでしたが、2002年の再版の時に 大型にして、帙入りの豪華本に仕立てたようです。日本への輸出用だったのかとも思いましたが、それにしては 日本語が全然書いてありません。中国でも人気が高く、その頃には 画家の 范曽(はんそう)も有名な大家になっていたので、国内版だったのでしょう。内容は、『阿Q正伝』や『故郷』や『兎と猫』など、魯迅(ろじん)の短編小説の いろいろな場面を基に、范曽 が描いた、単色の「挿絵図集」です。毛筆であっても、「日本画」とは違った「中国画」が 楽しめます。 ここをクリック すると「古書の愉しみ」のサイトの『 魯迅小説挿図集 』のページに とびます。 ( 2024 /11/ 01 )
黒田は 2023年春まで 10年間も 日本銀行の総裁に居座り、4月9日に やっと植田和男(東京大学名誉教授)に交代しました。これでやっと 為替が正常化 されるかと思いきや、植田は 黒田の政策を踏襲するばかりで、1年間にわたり、円の価値を いっそう落してゆき、ついに この4月26日には 一時「1ドル= 160円」にまで下落しました(何のために 総裁を代わったのか 分かりません)。
(1ドル= 120円 以下に 戻すべきです。 そうしよう という 意志も 能力も 無いのなら、さっさと 辞任してほしい。) ( 2024 /04/ 27 )
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● 「古書の愉しみ」の 第26回で 岡倉覚三(天心)の 英文3部作 を採りあげました。岡倉は生前に英文で『東洋の理想 (The Ideals of the East) 』、『日本の覚醒 (The Awakening of Japan) 』、『茶の本 (The Book of Tea) 』の3冊を出版しましたが、和文の本は一冊も出しませんでした。覚三の一周忌に、再興 日本美術院 は その敷地内に「天心霊社」を建てて 彼を神格化し、死後8年目には その全集を出版して、『岡倉覚三全集』ではなく、『天心全集』と名付けました。本名の「覚三」よりも雅号の「天心」のほうが 彼を偉大に見せると考えたのでしょう。
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● この「古書の愉しみ」シリーズの 最初のほうでは、誰が最初に「世界建築史」の通史を書いたのだろうか、ということを探求して、それはイギリスの ジェイムズ・ファーガスン (James Fergusson, 1808-86) だとわかりました。では、最初に「世界美術史」の通史を書いたのは誰かというと、ドイツの美術史家、フランツ・クーグラー (1808-1858)です。しかし、それを増補改訂するようにして ヴィルヘルム・リュプケ (1826-93) が書いた『世界美術史』が、建築史におけるファーガスンの『世界建築史』のような役割をして、世界中に流布しました。ファーガスンとリュプケの2人とも 19世紀の人で、同じ頃に それぞれ 初版を出版しました。今から160年ぐらい前のことです。リュプケの『世界美術史』が 1860年、ファーガスンの『世界建築史』が 1865年です。ここをクリック すると「古書の愉しみ」のサイトの『 世界美術史』のページにとびます。 ( 2024 /09/ 01 )
● 今月は夏休みなので、新しい記事はありません。 ![]()
●『 破戒 』1962年(日)監督:市川崑 (1915-2008), 脚本:和田夏十,主演:市川雷蔵, 長門裕之、藤村志保、三国連太郎、岸田今日子、中村鴈次郎、杉村春子,撮影:宮川一夫,音楽:芥川也寸志,原作:島崎藤村(1872-1943) ![]()
●『 蜂蜜 』2010年(トルコ)監督・脚本:セミフ・カプランオール (1963- ),主演:ボラ・アルタシュ、エルダル・ベシクチオール ![]()
●『 海街(うみまち) diary 』2015年(日)監督・脚本:是枝裕和 (1962- ),主演:綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず,原作:吉田秋生(コミック) ![]()
●『 ビッグ・リトル・ファーム、理想の暮らしの つくり方』 2018年(米)
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●『 新聞記者』2019年(日) 監督:藤井道人 (1986- ),主演:シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音,原案:望月衣塑子 (東京新聞)
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●『 MINAMATA ミナマタ 』2020年(米)監督:アンドリュー・レヴィタス (1977- ),主演:ジョニー・デップ、真田広之、美波、ビル・ナイ、国村隼,音楽:坂本龍一 ( 2024 /08/ 01 )
![]() ● 『古書の愉しみ』は 7年前の 第 42回で 『 原爆体験記 』について書きましたが、今回(第 57回)は その姉妹編というべきか、原爆投下後、最初期に出版された本、アメリカ人ジャーナリストの ジョン・ハーシー (John Hersey) が書いた『ヒロシマ』と、丸木位里・俊 夫妻が描いた 原爆絵物語『ピカドン』を中心に、原爆関係の本の若干を ほぼ年代順に紹介します。 前回紹介した、丸木夫妻による『原爆の図』は 大きな 屏風絵のシリーズでしたが、この『ピカドン』は それとは対照的に 小さな袖珍本(しゅうちんぼん)の「絵本」であって、GHQ(連合国軍 最高司令官 総司令部)によって出版禁止にも されたので、あまり 知られてこなかった本です。 その反対に、ハーシーの『ヒロシマ』は アメリカでも 日本でも、ずっと増刷されて 読まれ続けてきたばかりでなく、各国語に翻訳されて 世界的に知られた本です。 ここをクリック すると、「古書の愉しみ」のサイトの『「ヒロシマ」と「ピカドン」』のページに跳びます。 ( 2024 /07/ 01 )
● 今から 58年も前の 1965年(昭和 40年)、私が大学2年生の秋に、3ヵ月くらいだけ、リス を飼っていたことがあります。愛らしい 小さな シマリス ですが、偶然に飼うことになり、短期間でもあったので、名前も付けていませんでした。「思い出」シリーズのひとつとして、「猫」と「犬」に続いて「リス」の思い出も 書き留めておくことに しました。 ここをクリック すると、「神谷武夫のプロフィール」のサイトの『 リスの思い出 』のページに跳びます。 ( 2024 /06/ 01 )
パレスチナの地図● この「お知らせ」欄で、今に 再び「 アラブの忠臣蔵 」が起きるのではないかと書いたのは、4年前の 2019 年4月です。危惧したとおり、この 10月に起こりました。近年増加する、イスラエルによるパレスチナへの 植民と蹂躙、それを容認してイスラエルを軍事支援する アメリカへの反撃です。今回の軍事衝突の きっかけとなった 10月7日の ハマスによるイスラエルへの攻撃について、国連の グテーレス事務総長でさえ、次のように発言しています。 ( 2023 /10/ 26 ABC News )
そこで、「 パレスチナの 吉良邸 討ち入り 」が起こりました。「朝日新聞デジタル」11月10日号で、東京外国語大学の黒木英充教授(中東地域研究)は、次のように語り、米国など主要7カ国(G7)の 二重基準と 偽善・欺瞞(ぎまん)を 指摘しています。
● 第2次大戦における、ナチスによるユダヤ人への迫害と虐殺には 満腔の同情をし、彼らの苦難を描いた映画を 時々紹介してきましたが、そのユダヤ人が イスラエルを建国し、かつて自分たちが被った苦難を、いまでは 自分たちが パレスチナ人に対して課しているのには、深い失望と憤りを覚えます。これでは 世界中で、ユダヤ人への共感は薄れるでしょうし、イスラエルに軍事支援するアメリカの バイデン大統領の再選も むずかしくなるでしょう。 ( 2023 /11/ 10 )
● 昨年の秋に、それまで「建築」という静的な芸術の世界に浸っていたのが、ふと 小動物 の世界に関心が広がり、思いもかけず、それに熱中するようになりました。そうしているうちに、昔 うちで飼っていた タロという雑種犬のことを 思い出すことが多くなり、時には 何時間も、タロのことや、あの時代の事を 想起したり 考えたりしているので、それを「犬の思い出」と題するページに 書いて、「神谷武夫のプロフィール」のサイトに乗せておくことにしました。ユーチューブなどの動画のチャンネルに見る、現今のペットの飼い方とは ずいぶん違う、その頃の様子を描いて、「昭和 30年頃の 犬の飼い方」という 副題を付けました。今の ペット・ラバーたちからすれば、驚いたり 呆れたりするようなことが 多いでしょう。 ここをクリック すると、『犬の思い出(昭和 30年頃の 犬の飼い方)』のページに跳びます。 ( 2024 /04/ 01 )
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● 「私腹を肥やす」という言葉は、近年 あまり聞かなくなったな、そういう「古典的」な「悪徳政治家」は 少なくなったのかな、と思っていたら、あにはからんや、現在の 自民党の国会議員の 大多数が、「私腹を肥やし」てきた「悪徳政治家」だった と言うでは ありませんか。10年も前から続く、自民党の「組織犯罪」というべきものです。これを捜査してきた 検察は、各派閥の 会計責任者 のみを在宅・略式起訴し、真の「悪徳政治家」である 幹部たち は 立件しないという。こんなに 国民をバカにした話は ありません。
朝日新聞の 朝刊漫画、『となりの山田君』(354) では、山田君が ののちゃんに 質問します、
その頃から、いや それ以前から、自民党の体質は 何ら変わっていないのです。議員の誰一人「善悪の区別が つかない」のです。国民を欺いて「私腹を肥やし」ていたことが発覚しても、議員辞職 を しようとさえ しません。
本日 自民党 は、こういう悪徳政治家たちに、最も重くて「離党勧告」することに 決めたそうです。 どこまで 国民をバカにしているのか。 国民をだまし続けていた彼らには、「議員辞職」を求めるのが スジでは ありませんか。党にとどまっていようと、離党しようと、そんなことは どうでもいい。 ( 2024 /04/ 04 )
● 前回の「犬の思い出」を書いている間、昔のことを あれこれ思い出していた時、父が生前に、名刺用の青いプラスチックの箱をくれたのを思い出しました。その中には 昭和の 戦中・戦後 の 紙幣と硬貨が、わずかな量ですが、たたんで入っていました。特に コレクションをしたというわけではなく、折々に 余った小銭を、なぜか 取っておく気になったらしく、今から見れば珍しい アンティークの「近代日本の お金」です。そんなものを、私なら 多少興味をもってくれるだろう と思って、くれたのでしょう。 机の中を さがしたら 出てきましたので、あまりに少なすぎる分量の「少額貨幣」ですが、物珍しく思う方もいるでしょうから、今回は それらをスキャンして、額面順に、この HPに 載せておこうと思います。 ここをクリック すると「神谷武夫のプロフィール」の中の『 昭和 戦中・戦後の 少額貨幣』のページに飛びますので、興味のある方は ご覧ください。 ( 2024 /05/ 01 )
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● 都市史図集編集委員会(代表:曽根幸一)の編集によって世界の歴史上の都市を集めた『都市史図集』が 1999年に 彰国社から出版されました。(B5判,294ページ,ソフトカバー,4,600円 ) その内、私は南アジアの中の 次の3項を書きました。 「インドの宗教都市」 / 「伝統的都市−1,北インド」 / 「伝統的都市−2,南インド」 これらを、「インド建築入門」のディヴィジョンに再録しておくことにしました。 ここをクリック すると「インド建築入門」の ディヴィジョンの 『 インドの古都市図集 』の項に跳びます。 ( 2024 /03/ 01 )
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● 『世界のイスラーム建築』のサイトにおける、「イスラームの建築種別」のディヴィジョンの 第 18回(最終回)は『 都市( マディーナ、ミスル )』です。 イスラーム圏の都市の特徴は何か といえば、モスクをはじめ、この章で採りあげてきた 種々の建築種別を多くかかえていること、としか 言いようがありません。古い都市であれば 歴史遺産を多く蔵しているので、「イスラーム都市」といった趣があります。しかし ムハンマドの時代に ムスリムが住んでいたのは、イスラームが誕生する以前から 連綿と続く都市(マディーナ)だったのであり、イスラーム軍が征服した地に 新たに建設した軍営都市(ミスル)も、それら既存の都市に倣って 作るほか ありませんでした。以前の都市と 異なっていたのは、唯一神 アッラーフを礼拝するための モスク が 市内の主要位置を占める、ということだけです。したがって『クルアーン』にも、「ムスリムのための都市」の あるべき姿の記述は ありません。 ここをクリック すると「イスラームの建築種別」の ディヴィジョンの 『都市 』の項に跳びます。
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今年は 大晦日の夜から、ラヴィ・シャンカルの『シタール協奏曲』を聴きながら
今回は 諸国の 多様な映画を6本、 制作年度順に並べます。 ( 2024 /01/ 01 ) ![]()
● 『 残菊物語 』1939年(日)監督:溝口健二 (1898-1956)、主演:花柳章太郎、森赫子、河原崎権十郎、高田幸吉,原作:村松梢風,構成:川口松太郎 ![]()
● 『 ビフォア・サンライズ、恋人までの距離』1995年(米・墺・スイス)監督・脚本:リチャード・リンクレイター (1960- )、主演:ジュリー・デルピー、イーサン・ホーク、音楽:フレッド・フリス ![]()
● 『 映画 日本国憲法』2005年(日)監督:ジャン・ユンカーマン (1952- )、製作:山上徹二郎(シグロ), 日本国憲法についてのインタビュー・ドキュメンタリー ![]()
●『 ぼくの大切なともだち 』2006年(仏)監督:パトリス・ルコント (1947- ),主演:ダニエル・オートゥイユ、ダニー・ブーン,原案:オリヴィエ・ダザ ![]()
●『 消えた声が、その名を呼ぶ 』2014年(独・仏・伊・露・加・波・土) 監督・脚本:ファティ・アキン (1973- ),主演:タハール・ラヒム、シモン・アブカリアン
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●『 異端の鳥、The Painted Bird』2018年(チェコスロヴァキア・ウクライナ) 監督・脚本:ヴァーツラフ・マルホウル (Václav Marhoul 1960- ),主演:ペトル・コトラール,原作:イェジー・コシンスキ 『ペインテッド・バード』(2011 松籟社),モノクロ・ワイド作品 ( 2024 /01/ 01 )
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