R. OTHER WRITINGS

R その他の読み物

神谷武夫

Hitopadesha
"Hitopadesa"

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岩波文庫の中のインド古典文学
・ バガヴァッド・ギーター : 上村勝彦訳, 1992, 15cm-270pp. 570yen.  ・ 「マハーバーラタ」 の中の 最も人口に膾炙したエッセンスともいうべき部分。 クリシュナがアルジュナに説く人倫の道。
・ ナラ王物語(ダマヤンディー姫の数奇な生涯): 鎧淳訳, 1989, 15cm-200pp. 410yen.  ・「マハーバーラタ」 の中の一挿話で、ナラ王とその聡明・貞潔な妻 ダマヤンディーの物語。
・ シャクンタラー姫 : カーリダーサ、辻直四郎訳, 1977, 15cm-240pp.
・ 公女マーラヴィカーとアグニミトラ : カーリダーサ、大地原豊訳, 1989, 15cm-230pp. 450yen.

岩波文庫の中のインド説話集
・ カター・サリット・サーガラ : 岩本裕訳, 1954- 61, 4vols. 210 +180 +240 +270pp. 560 +560 +600 +660yen. ・ 11世紀のカシュミールの詩人ソーマ・デーヴァが古くからの説話集「ブリハット・カター」に基づいて書いた、全18巻から成るサンスクリット語の膨大な説話集から抜粋訳した「ウダヤナ王行状記」、「『ブリハット・カター』因縁譚」、「黄金城物語」、「ナラヴァーハナダッタ王子の誕生」、「マダナ・マンチュカー姫の物語」、「ムリガーンカダッタ王子の物語」を収録。
・ ヒトーパデーシャ(処世の教え): ナーラーヤナ、金倉円照・北川秀則訳, 1968, 310pp. 660yen. ・ インドの説話集の中でもとりわけ面白く、独立した小さな挿話群の組み立てによって 全体を作るさまは、中世のヒンドゥ寺院の構成を思わせる。

東洋文庫(平凡社 の中のインド説話集と古典文学
・ 鸚鵡七十話(インド風流譚 : 田中於莵弥訳, 1963, 17cm-370pp. 2,400yen.
・ 十王子物語 : ダンディン, 田中於莵弥・指田清剛訳, 1966, 17cm-240pp. 1,800yen.
・ 屍鬼二十五話(インド伝奇集): ソーマデーヴァ、上村勝彦訳, 1978, 17cm-320pp. 2,100yen.
・ ミール狂恋詩集(中世インド叙情詩 : ミール、松村耕光訳, 1996, 17cm-290pp. 2,500yen.
・ ティルックラル(古代タミルの箴言集): ティルヴァッルヴァル、高橋孝信訳注, 1999, 17cm-330pp. 2,700yen.
・ ヒンドゥー教の聖典二編(ギータ・ゴーヴィンダとデーヴィー・マーハートミャ): ジャヤデーヴァ他、小倉泰・横地優子訳注, 2000, 17cm-280pp. 2,600yen.

ラーマーヤナ : 河田清史, 1971, 第三文明社・レグルス文庫, 2vols. 17cm-200+ 190pp. each 800yen.  ・ 古代叙事詩を子供向けに、物語としてやさしく書き直したもの。

マハーバーラタ : C. ラージャゴーパーラーチャリ、奈良毅・ 田中嫺玉訳, 1983, 第三文明社・レグルス文庫, 3vols, 17cm-820pp.in total, each 800yen.
・ 長大な叙事詩を圧縮して そのストーリーを際立たせたもの。

ジャータカ全集 : 中村元監修・補注, 矢島道彦・安藤嘉則・渡辺研二・羽矢辰夫・奥田清明・大西美保訳, 1991, 春秋社, 10vols. each B5-300pp. 3,800- 5,600yen.

インド古代民話集 (ヂャータカ): 松村武雄訳, 1977, 現代思潮社・古典文庫, 2vols. each A5-180pp. 1,500yen. ・ 大正 15年刊の 『世界童話体系』 よりの復刻版。

古代インド民話集 : 東元慶喜, 1986, 国書刊行会, A5-140pp. 1,800yen.
・ ジャータカ(本生物語 から 仏教の要素を取り除いて書き直した 民話集 (1982年刊) の再刊本。

インドの寓話 : 仲澤浩祐, 1990, 展転社, B5-110pp. 1,200yen.

インドの昔話 : 上巻= 坂田貞二・前田式子訳, 下巻= 辛島昇・西岡直樹訳, 1983, 春秋社, each B6-260pp.

北インドの昔語り : 坂田貞二編訳, 1981, 平河出版社, each A5-240pp. 1,500yen. 2,000yen.
・ 現地で直接取材した昔話を 地域別にまとめる。

パンチャタントラ物語(古代インドの説話集): シブクマール、下川博訳, 1996, 筑摩書房, B6-210pp. 1,400yen. ・ サンスクリット説話集からの 28話の、訳者による潤色。

呪術の王国(憑鬼二十五話): ソーマデーヴァ、泉芳景訳, 1991, 北宋社, B6-290pp. 1,500yen.

宰相ラークシャサの印章 (古典サンスクリット陰謀劇) : ヴィシャーカダッタ、大地原豊訳, 解説, 1991, 東海大学出版会, B6-210pp. 2,500yen.

印度愛經文獻考 ・ カーマスートラ、ラティラハスヤ、アナンガランガ等の性典の研究紹介書。

カーマ・スートラ (バートン版) : 大場正史訳, 1971, 角川文庫, 240pp.
・ 古代インドの性愛の経典の簡易な編訳。

完訳 カーマスートラ* : ヴァーツヤーヤナ、岩本裕訳著, 1998, 平凡社・東洋文庫, 370pp. 2,800yen.
・ 古代インドの性愛の経典に詳細な訳注と解説をつけた学問的な訳書。 カジュラーホやコナーラクの寺院の壁面彫刻の理解を助ける。

インド・ 色好みの構造 : 田中於莵彌, 1991, 春秋社, A5-220pp. 2,600yen.
・ 1989年に世を去った著者の インド性愛文学に関するエッセイ集。

インドのエロス(詩の語る愛欲の世界): 松山俊太郎, 1992, 白順社, B6-219pp. 2,000yen.

インドのうた : 森本達雄, 1976, 法政大学出版局, B6.

タゴール詩集(ギーターンジャリ): 渡辺照宏訳, 1977, 岩波文庫, 410pp. 760yen.
・ アジアで初めてノーベル文学賞を受賞した ベンガル詩人の代表詩集。

タゴール著作集 :山室静・野間宏・森本達雄・我妻和男編,1981〜88,第三文明社,全11巻+別巻,each A5-460〜650pp. 5,300〜8,200yen.
・ 1. 詩集,2. 詩集II,3. 長編小説,4. 中・短編小説集I,5. 中・短編小説集II,6. 戯曲集,7. 哲学・思想論集,8. 人生論・社会論集,9. 文学・芸術・教育論集,10. 自伝・回想・旅行記,11. 日記・書簡集,別巻 (タゴール研究) は1993,830pp. 8,250yen.

-> I-51. DRAWINGS AND PAINTINGS OF RABINDRANATH TAGORE : 1961, New Delhi

現代ヒンディー文学への招待 : 鈴木良明 編著, 1984, めこん, A5-200pp.
・ インドのさまざまな言語のうち、ヒンディー語による現代文学の手際のよい概説書。

現代インド文学選集 : めこん
1. ペシャーワル急行 : クリシャン・チャンダル、謝秀麗・麻田豊・鈴木斌・都築正夫訳, 1986, B6-240pp. 1,500yen.
2. 焼跡の主 : モーハン・ラーケーシュ、田中敏雄・坂田貞二・石田英明・鈴木良明・白井恵子訳, 1989, B6-220pp. 1,600yen.
3. ジャグモーハンの死 : モハッシェタ・デビ、大西正幸訳, 1992, B6-270pp. 2,000yen.

アジアの現代文芸・ インド編 : 財団法人 大同生命国際文化基金
・ 崩れる壁 : ウペンドラナート・アシュク、高橋明監修, 三木雄一郎訳, 1991, B6-460pp. 1,500yen.
・ タマス : ビーシュム・サーヘニー、田中敏雄訳, 1991, B6-440pp. 1,500yen.
・ ジョルシャゴル : タラションコル・ボンドパッダエ、丹羽京子編訳, 1993, B6-290pp. 1,500yen.

幼い未亡人 : M.K. インディラ、鳥居千代香訳, 1993, 三一書房, B6-170pp. 1,600yen.

ボンベイ・ストーリー : クリシャン・チャンダル、謝秀麗訳, 1994, 日本アジア文学協会発行(めこん発売), B5-330pp. 2,000yen.

ユニコーンを探して : サタジット・レイ小説集、 内山眞理子訳, 1993, 筑摩書房, B6-360pp. 2,300yen.
・ インドを代表する映画監督の レイが書いた短編小説集。

インドへの道 : E.M. フォースター、瀬尾裕訳, 1985, 筑摩書房, B6-300pp. 1,600yen.
・ 英領時代のインドを舞台にして 東西の文化の衝突を描いた 1924年の小説。 近年映画化されて有名になった。

真夜中の子供たち : サルマン・ラシュディ、寺門泰彦訳, 1989, 早川書房, 2vols, B6-290pp, 280pp. each 1,800yen.
・ 「悪魔の詩」 の著者でもあるラシュディは、インド独立の年に生まれたイスラム系のインド人。 これはインド・パキスタン現代史に重ね合わされた マジック・リアリズムの自伝的小説である。

歓喜の街・カルカッタ : ドミニク・ラピエール、長谷川泰訳, 1987, 河出書房新社, 河出文庫 1992, 2vols, B6-270pp, 290pp. each 690yen.
・ カルカッタの中のアーナンド・ナガル(歓喜の街)と呼ばれる スラムでの生活を描くノンフィクション。「シティ・オブ・ジョイ」 という映画になった。

インド夜想曲 : アントニオ・タブッキ、須賀敦子訳, 1991, 白水社, B6-160pp. 1,500yen.
・ 主人公が、インドで失踪した友人を尋ねて旅をする小説。 これも映画化されて有名になった。

女盗賊プーラン : プーラン・デヴィ作、マリー=テレーズ・クニー, ポール・ランバリ協力、武者圭子訳, 1997, 草思社, 2vols, B6-250pp, 230pp. each 1,600yen.
・ 社会の最下層に生まれて人生の辛酸をなめ、盗賊団に入って復讐を重ねてから投降し、獄から出所した後 国会議員になるという 波乱の人生を送った女性の回想録。 ベストセラーになって映画化された。 著者は2001年に暗殺された。

小さきものたちの神 : アルンダティ・ロイ、工藤惺文訳, 1998, DHC, B6-490pp. 2,300yen.
・ デリーとフィレンツェで建築と都市計画を学んだ女性が 初めて書いた小説で、 ブッカー賞を受賞した。 現代のケーララ州を舞台にした一族の破滅の物語。


PARTICULARS

アジア・美の様式(図録・アジアの建築、彫刻、工芸 - その歴史展開と交流): 上巻(インド・中国・朝鮮・日本編), オフィス・ド・リーブル編、 J. オーボワイェ他著、日本語版監修石沢良昭, 川越泰博・関根秋雄・岩崎力訳, 1989, 連合出版, A5-360pp. 2,500yen.

華麗なるインド系文字 : 町田和彦編著, 2001, 白水社, 21cm-210pp. 2,400yen.
・ 紀元前3世紀にインドで生まれたブラーフミー文字から派生した 南アジア、東南アジア各地の文字形態を比較対照した書。

Indian Characters

南アジアの歴史と文化 : 辛島昇, 1996, 放送大学教育振興会, A5-220pp. 2,470yen.
・ A-14の南アジア[地域からの世界史 5.]を基にして書き直した、NHK放送大学の教材。

図説インド歴史散歩 : 小西正捷・岩瀬一郎編, 1995, 河出書房新社, A5-130pp. 1,800yen.

インド[暮らしがわかるアジア読本]: 小西正捷編, 1997, 河出書房新社, B6-340pp. 2,000yen.
・ 15人の学者が インドのさまざまな側面を語るアンソロジー。

インド・南アジア[知っておきたいシリーズ]: 歴史教育者協議会編, 1997, 青木書店, A5-240pp. 2,800yen. ・ 24人の教師による さまざまなインドのアンソロジー。

インド 近景と遠景 : 春日井真也, 1981, 同朋社出版, B6-240pp. 3,200yen.
・ 日本とインドとの関係を歴史的に探り、最後に「堀至徳の死をめぐって」 を収める。

古典インドの言語哲学 (ブラフマンとことば) : I. バルトリハリ、 赤松明彦訳, 1998, 平凡社・東洋文庫 637, B6-310pp. 2,600yen.
・ 5世紀頃の文法学者による『ヴァーキヤ・パディーヤ』の訳と詳細な註。

インドの神と人 : ルードルフ・オットー、立川武蔵・希代子訳, 1988, 人文書院, B5-220pp. 1,800yen.
・ ヒンドゥ教のヴィシュヌ派と キリスト教のルター派との比較を通じて、宗教の本質を探求した 1924年の講演をもとにした本。

聖と俗のインド : 山折哲雄, 1992, 有学書林, B6-290pp. 2,500yen. レグルス文庫版 1998, 900yen. 第三文明社

インド神話入門 : 長谷川明, 1987, 新潮社・とんぼの本, A5-120pp. 1,130yen.
・ 現代インドの大衆宗教画に描かれた、主としてヒンドゥ教の神々を順次解説する。

ヨーガ : ポール・マッソン=ウルセル、渡辺重朗訳, 1976, 白水社・文庫クセジュ, 150pp. 880yen.

タントラ(インドのエクスタシー礼賛)[イメージの博物誌 8.]: フィリップ・ローソン、松山俊太郎訳, 1978, 平凡社, A4-130pp. 1,850yen.

不滅の言葉(コタムリト): 田中嫺玉, 奈良毅訳編, 1973, 中公文庫 1992, 200pp. 420yen.
・ ラーマクリシュナの晩年に、その弟子となったマヘンドラ校長が 師の言行録を書き留めた。 本書はベンガル語からの抄訳。

インドの光(聖ラーマクリシュナの生涯): 田中嫺玉, 1974, 中公文庫 1991, 260pp. 520yen.

-> H-18. ラーマクリシュナの生涯[ロマン・ロラン全集 15.]: 宮本正清訳, みすず書房

THE IDEALS OF THE EAST with Special Reference to the Art of Japan : Kakasu Okakura, 1903, John Murray, London, 18cm-265pp. antique 2,300yen.
冒頭に "AISA IS ONE." と書き、インド・ 中国・ 日本を同一平面に置いた 壮大な「アジア美術史」 の試み。 岡倉天心が英語で書き、ニヴェディタ(マーガレット・ノーブル) が序文を寄せ、ロンドンのジョン・マリー社から出版した。 岡倉覚三が KAKASU OKAKURA と誤記されている。
・ 東邦の理想 : 岡倉覚三、村岡博訳, 1943, 岩波文庫, 280pp. 570yen.
・ 東洋の理想[日本の名著 39.]: 岡倉天心, 1970, 中央公論社, 普及版 1984, B6-470pp. 1,240yen.
・ 東洋の理想 : 岡倉天心、佐伯彰一・桶谷秀明・橋川文三訳, 1983, 平凡社・東洋文庫 422. 320pp. 2,300yen. 上掲書の和訳。『東洋の覚醒』、『日本の自覚』 を共に収める。

宝石の声なる人に (プリヤンバダ・デーヴィーと岡倉覚三、愛の手紙) : 大岡信編訳, 1983, 平凡社, A5-220pp. 2,600yen. ・ 岡倉天心が晩年に愛したインド女性 プリヤンバダと交わした書簡集。

Love Letters between Okakura and Priyambaddevi

中村屋のボース(インド独立運動と近代日本のアジア主義): 中島岳志, 2005, 白水社, 19cm-350pp. 2,200yen. 
・ 29歳で日本に亡命しながら 第 2次大戦末まで インド独立運動に生涯を捧げた革命家の一生を描く力作。

インド王宮の日々(マハーラーニの回想): ガーヤトリー・デヴィー、粟屋まり江訳, 1988, リブロポート, B6-380pp.
・ ジャイプルのマハーラージャ(藩王)に嫁いだ著者は、インド独立と民主化の過程に議員となって参加する。

わが人生・ わが音楽 : ラビ・シャンカル、小泉文夫訳, 1972, 音楽の友社.
・ インドの古典音楽を世界に広めたシタール奏者の自伝と、インド音楽の解説。

ナーダの贈り物(インド音楽のこころ): 中村仁・田村仁, 1989, 音楽の友社 Music gallery 29, A5-80pp. 1,600yen. ・ カラー写真を主とした, インド音楽入門。

天平勝宝のインド舞踊(印度曼荼羅破門講座)[いんど・いんどシリーズ 6.]: 河野亮仙, 出帆新社, B6-250pp. 1,800yen.
・ インドおよび東南アジアの舞踊の特性と歴史を、日本との関係を交えつつ論じる。

KATHAKALI, The Art of the Non-worldly : D. Appukuttan Nair, K. Ayyappa Paniker (ed.), 1993, Marg Publication, Bombay, 33cm-210pp. 3,500yen.
南インドの伝統芸能であるカタカリを 多くのカラー写真を添えながら解説する。

わが映画インドに始まる : サタジット・レイ、 森本素世子訳, 1993, 第三文明社, B6-300pp. 2,800yen.
・ インドの映画監督の巨匠 レイのエッセイ集。

古代インド・ペルシァのスポーツ文化 : ひろさちや監修, 松浪健四郎・河野亮仙編, 1991, ベースボール・マガジン社, A4-220pp. 17,000yen.

A TREASURY OF INDIAN COINS : Martha L. Carter (ed.), 1994, Marg Publications, Bombay, 33cm-130pp. 3,600yen.
インドのコインの歴史を、主として美術的に通覽し 多数の図版を添える。

アーユルヴェーダの知恵(蘇るインド伝承医学): 高橋和巳, 1995, 講談社・現代新書, 210pp. 650yen.

インド伝統医学入門(アーユルヴェーダの世界): 丸山博監修, アーユルヴェーダ研究会編, 1990, 東方出版, B6-260pp. 2,200yen.
・ 古代インドの医学文献群であるアーユルヴェーダについて 多数の研究者が執筆する。

THE GARDEN OF LIFE, An Introduction to the Healing Plants of India : Naveen Patnaik, 1993, Doubleday, New York, B5-210pp. 3,700yen. import 6,300yen.
アーユルヴェーダなどに現れる インドの植物についてのエッセイ集。 各植物の細密画をカラーで添えて 美術書のような体裁をとる。

ネパール・インドの聖なる植物 : T.C. マジュプリア、西岡直樹訳, 1989, 八坂書房, B6-310pp.
・ 医学的価値と宗教的価値を結びつけた観点から インドの植物を縦覧する。

インド花綴り (印度植物誌) : 西岡直樹, 1988, 木犀社, B6-260pp. 2,300yen.
続・ インド花綴り(印度植物誌): 西岡直樹, 1991, 木犀社, B6-260pp. 2,300yen.
・ それぞれ 60余種のインドの植物を、著者の巧みな絵と文で紹介する。

インド天文学・ 数学集[科学の名著1.]: 矢野道雄(責任編集), 1980, 朝日出版社, 19.5cm-520pp. 4,800yen.
・ インドの古典科学書 3編を選んで訳出し、詳細な解説を付した書。「アーバスタンバ・シュバスートラ」 は祭式儀礼のヴェーダ文献で、寺院成立以前の祭儀場のあり方を教えてくれる。

インドの数学(ゼロの発明): 林隆夫, 1993, 中公新書, 300pp. 860yen.
・ 数学とインド学、サンスクリット語を学んだ著者による 希有なインド数学史。

占術大集成(ブリハット・サンヒター, 古代インドの前兆占い): ヴァラーハミヒラ、矢野道雄・ 杉田瑞枝訳, 1995, 平凡社・東洋文庫, 2vols, B6-330pp, 290pp. each 2,800yen.
・ 6世紀の占星術師による 古典インド文化の百科全書。 第 52章に「建築学」、 第 55章に「神殿の相」 がある。

占星術師たちのインド(暦と占いの文化): 矢野道雄, 1992, 中公新書, 180pp. 600yen.
・ インド天文学史の学者による インドの占星術と暦法の話。

ニーティサーラ(古典インドの政略論): カーマンダキ、上村勝彦訳, 1992, 東洋文庫 553, 平凡社, A6-280pp. 2,600yen.
・ カウティリヤの 『実利論』 をもとに、その政策論に関する部分を抽出して書かれたとされる書。

実利論(古代インドの帝王学): カウティリヤ、上村勝彦訳, 1984, 岩波文庫, 2vols, 460pp, 450pp. each 800yen.
・ インドのマキアヴェリと呼ばれるカウティリヤが 紀元前後に著わしたとされる政経の書。 第 2巻の第 3, 4章に城砦および城砦都市の建設についての記述がある。

印度 : 武藤貞一, INDIA : A.M. Sshai, 1939, モダン日本社, B6-310pp. antique 800yen.
・ インド独立へむけての激を飛ばす書を 日・印の二人が書き、あわせて一書とした。

インドの現代政治 : 斎藤吉史, 1988, 朝日新聞社, B6-380pp. 3,000yen.
・ 現代インド各地の 政治状況と問題点の正確な描写。

インド現代政治(その光と影): 木村雅昭, 1996, 世界思想社, B6-300pp. 2,500yen.
・ 現代インドの政治システムの学問的省察。

私にとっての宗教 : マハトマ・ガンディー、竹内啓二・浦田広朗・梅田徹・鈴木康之・保坂俊司訳, 1991, 新評論, B6-320pp. 3,200yen. ・ 宗教に関するガンディー語録。

ガンディーとネルー (その断食と入獄) [東洋人の行動と思想 5.] : 山折哲雄, 1974, 評論社, B6-340pp. 1,300yen.

ガンディー暗殺 : マノハール・マルゴンカール、山口瑞彦訳, 1985, 三省堂選書 122, B6-270pp. 1,300yen.
・ 暗殺当時現場のすぐ近くに住んでいた作家が、暗殺計画の連座者たちに詳しく話を聞き、膨大な記録を調べて その全過程を明らかにしようとした。

ガンディー(反近代の実験) [現代アジアの肖像 8.]: 長崎暢子, 1996, 岩波書店, B6-220pp. 2,500yen.
・ ガンディー没後半世紀にして書かれた 歴史的なガンデイー像。

ラジェンドラ・プラサド(インド共和国初代大統領): 吉澤清次郎, 1958, 新樹社, B6-230pp.
・ 駐印日本大使を勤めた著者による、来日を控えた大統領の伝記。

インド政治の解剖(独裁政治への審判): クルディップ・ナイヤル、黒沢一晃訳, 1979, サイマル出版会, B6-270pp. ・ インディラ・ガンディーの独裁政治の糾弾。

インディラ・ガンディーの手紙 1950- 1984 : ドロシー・ノーマン編、朝長梨枝子訳, 1988, 朝日新聞社, B6-260pp. ・ アメリカの作家・写真家である ドロシーに宛てた書簡集。

ネール= ガンジー王朝の崩壊(アムリツァル / ガンジー女史の最後の闘い): マーク・タリー, サティッシュ・ジェイコブ、岡田滋行訳, 1991, B6-350pp. 3,500yen.

インド対パキスタン : 西脇文昭, 1998, 現代新書 1413, 講談社, 190pp. 640yen.
・ 突然核実験を強行したインドとパキスタンの 対立の背景と その核開発の内容を論じる。

マザー・テレサ、あふれる愛 : 沖守弘, 1981, 講談社, B6-260pp. 980yen.
・ マザー・テレサを日本に紹介した写真家の文と写真。

マザー・テレサ、愛の奇跡 : ナヴィン・チャウラ、三代川律子訳, 1995, 日本教文社, B6-330pp. 1,800yen.
・ ヒンドゥ教徒である著者によって、マザーの許可のもとに 5年にわたる取材で書かれた伝記。

神の子ら(忘れられた差別社会): H.R. アイザックス、我妻洋, 佐々木譲訳, 1970, 新潮社・新潮選書.
・ インドのカースト制度の最大の被害者である 不可触民(ガンジーによって「神の子ら」 と名付けられた)の研究。

穢れと規範(賎民差別の歴史的文脈): 小谷汪之, 1999, 明石書店, B6-210pp. 2,200yen.
・ インドの不可触民差別を、歴史的および理論的に詳細に論じる。

不可触民と現代インド : 山際素男, 2003, 光文社・光文新書, 17cm-240pp. 700yen.
・ ヒンドゥ教のアウト・カーストの人々がその差別の構造を知り、解放の闘争をする姿を描く。

インド 宗教紛争とカースト社会[シリーズ・アジアを見るジャーナリストの目 7.]: 丸山庸雄, 1993, 梨の木舎, B6-240pp. 2,000yen.

南アジア[紛争地域現代史 3.]: 岡本幸治・木村雅昭編著, 1994, 同文舘, A5-320pp. 6,800yen.
・ インドを中心とする南アジアの政治的諸問題を 8人の執筆者がそれぞれ論じる。

インドの大地と水 : 多田博一, 1992, 日本経済評論社, A5-320pp. 4,500yen.
・ 英領時代における灌漑技術の発展と 現在の問題点の学問的研究。

インド・緑の革命と赤い革命 : ラッセ・ベルグ、リッサ・ベルグ、森谷文昭訳, 1973, 朝日新聞社.

花嫁を焼かないで(インドの花嫁持参金殺人が問いかけるもの): 謝秀麗, 1990, 明石書院, B6-330pp. 1,680yen. ・ ウルドゥ語を専攻する中国系の日本女性による、インドの結婚をめぐる制度の暗黒面のルポと 女性解放への呼びかけ。

インド女性学入門 : 鳥居千代香, 1996, 新水社, B6-180pp. 1,900yen.
・ 『女性ニューズ』 という新聞に連載された インドの女性問題をめぐる短文随想集。

ヒジュラの世界(知られざるインド・半陰陽の世界): 大谷幸三, 1984, ちくま文庫 1995, 筑摩書房, 260pp. 680yen. 原題は「性なき巡礼」。

インド 第三の性を生きる(素顔のモナ・アハメド): モナ・アハメド文, ダヤニタ・シン写真, 関根光宏訳, 2006, 青土社, 19.5cm-200pp. 2,600yen. ・ ヒジュラのモノクロ写真集にヒジュラ自身が文を書いている。

インドの大道商人 : 山田和, 1990, 平凡社, A5-300pp. 3,800yen.
・ 写真家でもある著者が ラージャスターン州の村々をたずねて聞き書きした 大道商人の記録。

インド ミニアチュール幻想 : 山田和, 1996, 平凡社, A5-420pp. 3,400yen.
・ 細密画に魅せられた著者の 22年にわたる調査・収集活動についての随想。

インド 旅の雑学ノート : 山田和, 1997, ダイヤモンド社, B6-250PP. 1,600yen.
・ インドの旅の 初心者向け随想集。

インド群盗伝 : 山際素男, 1993, 三一書房, B6-260pp. 2,300yen.
・ ダコイット (群盗) についての, 1993年刊の 『インド・大地の歌声』 の増補版。

インドの酷熱砂漠に日本人収容所があった : 峰敏郎, 1995, 朝日ソノラマ, B6-340pp. 1,600yen.
・ 太平洋戦争時に、南アジア各地の民間日本人がデリーのプラーナ・キラ、後にはタール砂漠のデオリに収容されたことの記録。

インドがやがや通信[アジア・カルチャーガイド 6.]: インド通信編集部, 1994, トラベルジャーナル, A5-190pp. 1,500yen. ・ 現代インドの大衆文化と生活に関するさまざまな情報。

好きになっちゃったインド(悠久の聖地ナンジャモンジャ知ったかぶり): 下川裕治責任編集, 1997, 双葉社, A5-190pp, 1,500yen.

インドおもしろ不思議図鑑 [とんぼの本] : 松本栄一, 宮本久義編, 1996, 新潮社, B5-120pp. 1,600yen. >・ インドの生活と文化についての雑学的情報を カラー写真とともに伝える。

インド [暮らしがわかるアジア読本] : 小西正捷編, 1997, 河出書房新社, B6-340pp. 2,000yen.
・ 15人の学者がインドのさまざまな側面を語るアンソロジー。

インド・ 南アジア[知っておきたいシリーズ]: 歴史教育者協議会編, 1997, 青木書店, A5-240pp. 2,800yen. ・ 24人の教師による さまざまなインドのアンソロジー。

インド[長期滞在者のための最新情報> 55.]: 岩瀬一郎編, 1996, 三修社, A5-200pp. 1,800yen.
・ インドに関する入門的雑学知識集。

今日のインド(類をみない多様性の国): 武藤友治, 1994, サイマル出版会>, B6-270pp.

インド万華鏡 : 武藤友治, 1995, サイマル出版会, B6-260pp. each 1,800円.
・ 駐ボンベイ総領事を勤めた著者が「多様性」 をキーワードにして綴った 現代インドの概説と随筆。

インド亜大陸の経済 : マリ=シモーヌ・ルヌー、黒沢一晃訳, 1975, 白水社・文庫クセジュ, 880円.

インド経済(発展と再編): 西口章雄・浜口恒夫編, 1986, 世界思想社, B6-240pp. 1,800円.

現代インド経済分析(大国型工業発展の軌跡と課題): 小島真, 1993, 勁草書房, A5-290pp. 3,800円.
・ インドの近年の経済自由化のもとでの 混合経済体制を論じる。

立ち上がるインド経済(新たな経済パワーの台頭): 伊藤正二・絵所秀紀, 1995, 日本経済新聞社, B6-240pp. 1,700円.

インドは, いま(アジアの巨象が動く): 丸紅広報部 (編), 友田富也 (著), 1997, ダイヤモンド社, B6-210pp. 1,400円. ・ 経済解放後の現代のインドを 商社マンが報告する。

インドIT革命の驚異 : 榊原英資, 2001, 文春新書, 220pp, 文芸春秋, 690円.
・ 長い間経済が低迷していたインドが 20世紀の終わりになってIT産業を急成長させ、世界に注目されるようになった要因をさぐる。

日本とインド 交流の歴史 : 山崎利男・高橋満編, 1993, 三省堂選書, B6-270pp. 1,800円.
・ 戦前戦後の日印関係を 7人の学者が分担執筆する。

インド[海外職業訓練ハンドブック]: 三角佐一郎編著, 1992, 財団法人海外職業訓練協会, A5-310pp.
・ 日本の企業がインドに進出する場合のインド事情、および職業訓練。

インドでの事業展開 [環太平洋時代のビジネスガイド] : さくら総合研究所・環太平洋研究センター編, 1995, さくら総合研究所発行(太平社発売), A5-260pp. 2,000円.
・ 1991年の経済自由化以後めばえた、日本企業のインドへの進出案内。

インド投資戦略[ビジネスガイド]: 鈴木康二, 1995, ジェトロ, B6-270pp. 2,500円.
・ インドにおけるビジネス環境の あらゆる情報を手際よく提供する。

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