C. INDIAN ARCHITECTURE AND ITS HISTORY

C インド建築と その歴史

神谷武夫

James Fergusson
"History of Indian and Eastern Architecture"

BACK     NEXT

インドの建築 : 神谷武夫, 1996, 東方出版, 30.5cm-200pp. 12,000yen. (sample page)
・ インド建築の全体像を 歴史的にでもなく地理的にでもなく、その 「特性」 を表す 26のキーワードに基づいて紹介する書。 著者が撮影した写真をオールカラーで 435枚収めた写真集でもある。

インド古寺案内 : 神谷武夫, 2005, 小学館・ショトル・トラベル, 21cm-130pp. 1,700yen. (sample page)
・ 古寺案内と題しているが、実際はインドの宗教建築を宗教別に解説した建築書。著者が撮影した写真170枚をカラーで収録する。

インド建築案内* : 神谷武夫, 1996, TOTO出版, 25x15cm-570pp. 2,800yen. (sample page)
インド中の建築を 北から南へ順次紹介するガイドブック。 全体を北・東・西・中・南の 5章に分け、さらに州ごとに扉をつけて 地理的な区分を明らかにしている。 カラー写真 1,800枚、地図と図面 300点を収載して、密度の濃い 「インド建築資料集成」 ともなっている。

INTRODUCTION TO INDIAN ARCHITECTURE : Bindia Thapar, 2004, Periplus Edition, Singpore, 24 x 23cm-144pp. 2,500yen.
インド建築の諸相を 古代から現代まで 歴史的順序で巧みに紹介するコンパクトな入門書。 オールカラーの写真も悪くなく、Suparna Bhalla と Surat Kumar Manto によるスケッチもきれい。

ARCHITECTURE IN INDIA : Ministère des relations extérieures, Association Française d'Action Artistique, 1985, Electa Moniteur, Paris, A4-180pp. 3,000yen.
パリで開催された インド建築の大規模な展覧会を本にまとめたものの英語版。 古典建築、インドにおけるコルビュジェ、現代建築、の 3章からなる。

INDIAN TEMPLES AND PALACES [Great Buildings of the World] : Michael Edwardes, 1969, Paul Hamlyn, London, 22 x 20cm-190pp. antique 4,600yen.
古代から近代までの代表的な遺跡や建築 12ヵ所を採りあげて 写真と解説で紹介する。

ARCHITECTURE IN INDIA : Marilia Albanese, 1999, Om Book Service, New Delhi, 30cm-170pp. 4,200yen.
インドの伝統的建築を地理的順序で概説し、大量の写真をオールカラーで載せたビジュアルな入門書だが、北インドに偏している。

PARADIGMS OF INDIAN ARCHITECTURE, Space and Time in Representation and Design [Collected Papers on South Asia 13.] : G.H.R. Tillotson (ed.), 1998, Curzon Press, Richmond, A5-210pp. import 14,000yen.
ロンドン大学の東洋・アフリカ研究所に寄稿された 8人の学者の論文集。

FORMAL STRUCTURE IN INDIAN ARCHITECTURE : Klaus Herdeg, 1990, Rizzoli, New York, 33.5cm-55pp. import 6,300yen.
インドにおける 8ヶ所の建物群を選んで その構造を図面と写真で解析する。 インドとアメリカで開催された展覧会の記録。

東洋建築の研究・下 [伊東忠太建築文献 4.] : 1937, 龍吟社, A5-500pp. antique 6,000yen. (復刻版 1982, 原書房, 10,000yen.)
・ 我が国で初めて東洋建築史と取り組んだ伊東忠太の、中国関係の論文を上巻にまとめ、印度関係を下巻にまとめた。 彼の主力は日本と中国に注がれていたので、インドはファーガソンなどの研究を後追いするにとどまった感があるとはいえ、日本における先駆者であった。

インド建築の 5000年 (変容する神話空間) : 1988, 世田谷美術館, A4-140pp. 1,900yen.
・ 日本で催されたインド建築展のカタログ。 カラー写真多数。

北インドの建築入門、南インドの建築入門 : 佐藤正彦, 1996, 彰国社, B6-290pp, 260pp. each 2,500yen. ・ インドを北と南に分け、ヒンドゥ寺院を中心として 著者が訪れたインドの有名な建築作品を案内する。写真はすべて白黒。

HISTORY of ARCHITECTURE

HISTORY OF INDIAN AND EASTERN ARCHITECTURE : James Fergusson, 1876, John Murray, London, A5-760pp.; Revised ed. by James Burgess and R. Phene Spiers, 1910, John Murray, London, 2vols, 23cm-530pp.+ 650pp. antique 1set 40,000yen ; reprint 1972, Munshiram Manoharlal, New Delhi, 1set 5,000yen. import 1set 12,000yen. (sample page)
19世紀にインド建築史を最初に体系化した 英国人建築史家 ジェイムズ・ファーガソンの記念碑的著作。 初版は 1巻本だったが、ファーガソンの死後にバージェスが 2巻本の改訂増補版を出し、これが広く用いられている。 初版の図版は木版 400点であったが 改訂版では 510点となり、さらに写真が初めて 65ページ加えられた。 アーリヤ式・チャルキヤ式・ドラヴィダ式という様式区分や、宗教別を強調した記述などが後に批判されるようにはなったが、今もなお読むに値する古典的名著で、リプリントが版を重ねている。

A HISTORY OF ARCHITECTURE, in All Countries From the Earliest Times to the Present Day : James Fergusson, 1865, 1867, 2vols, 23cm-700pp, 840pp. John Murray, London. (sample page)
ファーガソンの主著である世界建築史の初版で、図版 1,180点を載せる。 インドと東方部分は 320ページであったが、ここから独立させて 2倍以上の分量に書き直したのが前掲書。 その部分を削除した本書は 1874年に改訂第 2版となり、さらに著者の死後にスパイアズによって改訂され 1893年に第 3版となった。 最近インドで "HISTORY OF THE MODERN STYLES OF ARCHITECTURE" と合わせて復刻され、"ENCYCLOPAEDIA OF WORLD ARCHITECTURE" という妙な題名がつけられてしまった。

THE ILLUSTRATED HANDBOOK OF ARCHITECTURE, Being a Concise and Popular Account of the Different Styles of Architecture Prevailing in all Ages and Counties : James Fergusson, 1855, 2vols, 23cm-530pp, 535pp. John Murray, London, antique 1set 13,000yen. (sample page)
前掲書の前身で、ファーガソンが最初に書いた世界建築の書。 小口木版による図版を 840点載せて、ヴィジュアルな建築書にしたことが特色だが、歴史よりも地理的な順序で配列している。 インド部分は 145ページだった。

-> M-25. TREE AND SERPENT WORSHIP : James Fergusson, 1868
-> M-40. ILLUSTRATIONS OF THE ROCK-CUT TEMPLES OF INDIA : James Fergusson, 1845
-> M-41. THE CAVE TEMPLES OF INDIA : James Fergusson and James Burgess, 1880

THE ANCIENT AND MEDIEVAL ARCHITECTURE OF INDIA, A Study of Indo-Aryan Civilisation : E.B. Havell, 1915, John Murray, London, 26cm-390pp. antique 9,450yen.
INDIAN ARCHITECTURE, Its Psychology, Structure and History from the First Muhammadan Invasion to the Present Day : E.B. Havell, 1913, John Murray, London, 26cm-390pp. antique 5,700yen.
ファーガソンの様式区分を徹底的に批判した美術史家 ハヴェルによる、古代から中世のインド建築史と、イスラム侵入以後の建築史。 ただし出版の順序は逆である。 これらも最近インドで復刻され、2冊を合わせて "ENCYCLOPAEDIA OF ARCHITECTURE IN THE INDIAN SUBCONTINENT" という新しい題名がつけられてしまった。

THE HISTORY OF ARYAN RULE IN INDIA, from the Earliest Times to the Death of Akbar : E.B. Havell, 1918, John Murray, London, 22cm-650pp. antique 6,500yen.
アーネスト・B. ハヴェルが それまでの仕事を集大成して出版した浩瀚な書。 古代からムガル朝のアクバル時代までのインド文化史で、インドを統治してきたのがアーリヤ人とその原理であることを主張する。

THE IDEALS OF INDIAN ART : E.B. Havell, 1911, John Murray, London, B5-250pp. antique 9,900yen.
インド美術に対する当時のヨーロッパの美術史家の偏見を打破すべく、インド美術の理想主義についてハヴェルが書いた本。 岡倉天心の 『東方の理想』 に影響を受けた。

INDIAN ARCHITECTURE : Percy Brown, 1942, 1956, D.B. Taraporevala, Bombay.
カルカッタの美術館や美術学校に奉職して インドの美術と建築の研究に生涯を捧げた英国人、パーシー・ブラウンによる通史。 仏教・ ヒンドゥ教時代とイスラム時代との 2巻構成。 写真はすべて白黒であり図面は少ないが、詳細な内容ゆえに 現在のところインド建築史の決定版となって版を重ねている。
 ・ Buddhist and Hindu Periods, A4-380pp. 3,500yen, import 7,000yen.
 ・ Islamic Period, A4-260pp. 3,500yen, import 5,000yen.

THE ARCHITECTURE OF INDIA, Buddhist and Hindu : Satish Grover, 1980, Vikas, New Delhi, 25cm-240pp. 600yen.
インドの新しい世代の建築史家で 建築家でもあるサティシュ・グローヴァーによる通史。 続編のイスラム時代も出版されたが ともに絶版。 白黒写真の印刷は悪いが、アイソメの図面が豊富に入っている。

ISLAMIC ARCHITECTURE IN INDIA : Satish Grover, 1996, Galgotia Publishing, New Delhi, 25cm-190pp. import 9,200yen.
サティッシュ・グローヴァーが新たに書いた インド建築史のイスラム編。 仏教・ヒンドゥ教編は近刊予定。 前回に比べてアイソメ図が少なくなった代わりに カラー写真を多くいれた。

THE HISTORY OF ARCHITECTURE IN INDIA, From the Dawn of Civilization to the End of the Raj* : Christopher Tadgell, 1990, Architecture Design and Technology Press, London, 27 x 27cm-340pp. import 24,000yen. paperback ed. 1994 (Phaidon Press) , import 6,000yen.
フランス古典建築の歴史家でもある著者が出版した インド建築の大部な通史。 豊富な挿図と共に 古代から英領時代までを通して 1冊で叙述しているのが特色。 カラー写真も多数。

LIVING ARCHITECTURE : Grosset & Dunlap, New York.
スイスの OFFICE DU LIVRE 社を中心に国際出版された 「世界の建築」 シリーズの英語版。 かつて美術出版社から邦訳の出たシリーズであるが、この 2巻は翻訳されていない。 美しいモノクロ写真、図面、本文からなるコンパクトなインド建築概説書。 長く絶版となっていたが 1993年にペーパーバックの廉価版が BNENEDIKT TASCHEN から出版された。 import 1,000yen。 写真は前の本からの複写なので 質が落ちる。

 ・ INDIAN : Andreas Volwahsen, 1969, 21.5 x 21.5cm-190pp.
 ・ ISLAMIC INDIA : Andreas Volwahsen, 1970, 21.5 x 21.5cm-190pp.

ORIENTAL ARCHITECTURE : Mario Bussagli, 1973, Harry N. Abrams, New York, A4-430pp. import 15,000yen.
ネルヴィ監修の世界建築史シリーズの 1冊。 インドから東南アジア・中国・朝鮮・日本まで含めて 1冊としているので あまり詳しくない。 新版 (ペーパーバック) は 2分冊となり、上巻の方にインドを収録。 230pp. import 各 5,400yen.

印度の文化と建築 [建築文化叢書・ 第 7編] : 伊東忠太・佐藤功一監修, 森口多里・濱口周忠編, 1914, 洪洋社, B5-200pp.
・ ハヴェルの "A HANDBOOK OF INDIAN ART" に基づいた インドの建築文化の簡易な概説と写真集。 (33枚と対面の解説)。 濱口周忠は分離派の蔵田周忠。

東洋建築史 [新訂 建築学体系 4- II ] : 村田治郎, 1972, 彰国社, A5-500pp. 3,600yen.
・ 中国建築史とインド建築史をあわせて 1巻とするため、日本語で読める唯一のインド建築史としてはやや簡略であり 図版も貧しい。 内容的にはおおむねパーシー・ブラウンの通史にならっているが 記述には味わいがある。 インド部分は 1957年の 旧建築学大系 4. 「日本建築史・東洋建築史」の 70ページから 235ページに増加した。

世界建築全集 : 平凡社, each 28cm-250pp. 1,500yen.
・ 西洋中心の全集であるので、インドは 「その他おおぜい」 の巻に席を占める。
 ・ 第 4 巻 インド・ 東南アジア・ 中国・ 朝鮮・ 中南米 : 村田治郎編, 1959
 ・ 第 5 巻 西アジア・ エジプト・ イスラム : 堀内清治編, 1960

インド亜大陸 [ユネスコ世界遺産 5.] : ユネスコ世界遺産センター監修, 1997, 講談社, A4-300pp. 5,900yen.
・ ユネスコの世界遺産 (文化遺産と自然遺産) に指定されている 38件のサイトを、豊富なカラー写真と解説で紹介する。

東洋建築史図集 : 日本建築学会編, 1995, 彰国社, B5-210pp. 3,100yen.
・ 西アジアから東南アジアまでを 1冊とする図集の中の 「南アジア」 の章でインドを扱う。


PARTICULARS

ORIGIN AND MUTATION IN INDIAN AND EASTERN ARCHITECTURE : William Simpson, 1881 (?) , The R.I.B.A. transactions, vol. VII. N.S. , B5-50pp. antique 600yen.
画家として出発したシンプソンが 王立英国建築家協会で講演をしたものの一つで、インドと東洋の建築の起源と影響関係を論じたもの。

TRADITIONAL BUILDINGS OF INDIA* : Ilay Cooper and Barry Dawson, 1998, Thames and Hudson, London, A4-190pp. 5,700yen.
「建築家なしの建築」 のインド版。 インド各地方のヴァナキュラーな建築の形態的特性を材料や構法、社会との関わりのうちに探り、美麗な写真集のような体裁をとる。

THE INDIAN COURTYARD HOUSE : T.S. Randhawa, 1999, Prakash Books, New Delhi, 25 x 25cm-160pp. 5,600yen.
西インドのハヴェリーをはじめとする インド各地の中庭住宅を集成した カラー写真集。 総説はごく短い。

AN OUTLINE OF INDIAN TEMPLE ARCHITECTURE : F.H. Gravely, 1936, Bulletin of the Madras Government Museum, Madras, A4-20pp. 100yen.
中世の寺院建築の様式変化に関する簡潔な概説。 マドラス美術館で版を重ねている。

TEMPLES OF INDIA : Krishna Deva, 1995, Aryan Books International, New Delhi, 2vols. (text and plates), A4-310pp.+ 190pp. import 1set 13,000yen.
元政府考古局長官だったクリシュナ・デーヴァが最近著した インド寺院建築史。 図面は 100点, 写真 320点はすべてモノクロ。

TEMPLES OF NORTH INDIA [India the Land and People] : Krishna Deva, 1969.
TEMPLES OF SOUTH INDIA [do.] : K.R. Srinivasan, 1972, National Book Trust, India, New Delhi, A5-120pp, 260pp. antique each 250yen.
ヒンドゥ教の寺院建築の様式を 北インドと南インドに分けて歴史的に叙述する。

STUDIES IN INDIAN TEMPLE ARCHITECTURE : Pramod Chandra (ed.), 1975, American Institute of Indian Studies, A4-460pp. antique 2,300yen.
1967年にバナーラスで開催された、インドの寺院建築に関する国際セミナーに提出された 13の論文を一書にまとめて、モノクロ写真 140ページをつける。

ENCYCLOPAEDIA OF INDIAN TEMPLE ARCHITECTURE : American Institute of Indian Studies, New Delhi, 1983 -2001, each 2books (text and plates).
インドの寺院建築 (ヒンドゥ、ジャイナ、仏教をとわず、石窟も含む) の歴史と実例を集大成しようとする大規模な出版。 米国のスミソニアン協会の援助のもとに バナーラスの米国インド学研究所 (現在はグルガオン) が調査・研究を進め、近年は国立インディラ・ガンディー芸術センターが、出版の援助をしている。
各巻とも図面を含む本文と 鮮明な白黒写真による図録の 2冊構成で、その詳しさは、たとえばエローラーのカイラーサ寺院ひとつに 51葉の写真を費やしていることでもわかる。 実測図面も多数を収録していて有益である。 本文は各巻数人が執筆し、全体の編集はペンシルヴァニア大学の M.W. マイスターと LD 研究所の M.A. ダキー、インド政府考古局の K. デーヴァがあたっていたが、90年代には M.A. ダキーが編集と執筆の中心になり、現在はさらに次の世代に引き継がれている。
全体を南インドと北インドに分け、現在 南は第4巻め、北は第 3巻めまでを出している。 刊行が進むにつれて当初の予定よりも巻数が増え、完結の暁には全 11巻、21冊になるとみられる。 最終巻は詳細なインド建築用語辞典となることが予告されている。 インドの寺院建築研究には欠かせない基礎資料である。

  • Vol. I. part 1. : SOUTH INDIA, LOWER DRÂVIDADÊSA, 200 B.C.-A.D.1324, Michael W. Meister and M.A. Dhaky (eds.), 1983, 28cm-380pp.+ 300pp. import 1set 18,000yen. University of Pennsylvania Press, Philadelphia (U.S.A.)

  • Vol. I. part 2. : SOUTH INDIA, UPPER DRÂVIDADÊSA, early phase, A.D.550 -1075, Michael W. Meister and M.A. Dhaky (eds.), 1986, 28cm-260pp.+ 420pp. 1set 9,000yen. University of Pennsylvania Press, Philadelphia (U.S.A.)

  • Vol. I. part 3. : SOUTH INDIA, UPPER DRÂVIDADÊSA, later phase, M.A. Dhaky (ed.), 1996, 28cm-630pp.+ 790pp. import 1set 27,500yen. Indira Gandhi National Centre for the Arts, New Delhi

  • Vol. I, Part 4-A. : SOUTH INDIA, DRÂVIDADÊSA, LATER PHASE, c.1289 -1798, George Michell and U.S. Moorti (eds.), 2001, 28cm-400pp.+ 300pp. 1set 16,000yen, import 1set 23,000yen. American Institute of Indian Studies, Gurgaon

  • Vol. II. part 1. : NORTH INDIA, FOUNDATIONS OF NORTH INDIAN STYLE, c.250 B.C.-A.D. 1100, Michael W. Meister, M.A. Dhaky and Krishna Deva (eds.), 1988, 28cm-440pp.+ 390pp. import 1set 29,000yen. Princeton University Press, Princeton (U.S.A.)

  • Vol. II. part 2. : NORTH INDIA, PERIOD OF EARLY MATURITY, c.A.D. 700 -900, Michael W. Meister and M.A. Dhaky (eds.), 1991, 28cm-490pp.+ 500pp. 1set 7,500yen, import 1set 27,500yen. Princeton University Press, Princeton (U.S.A.)

  • Vol. II. part 3. : NORTH INDIA, BEGINNINGS OF MEDIEVAL IDIOM, c.A.D. 900 -1000, M.A. Dhaky (ed.), 1998, 28cm-450pp.+ 470pp. 1set 15,000yen, import 1set 35,000yen. Indira Gandhi National Centre for the Arts, New Delhi
Encyclopaedia of Indian Temple Architectue

ARCHITECTURAL SURVEY OF TEMPLES : Arcaeological Survey of India, New Delhi.
インド政府考古局が、当時の長官 A. ゴーシュの主導のもとに 1955年に始めた寺院建築研究シリーズで、現在第 6巻まで出版されている。 それぞれ時代と地域を限った詳細な研究で、豊富な実測図をおさめている。 個々の内容は J - N の地域別リストに記す。

  • Vol. 1. CAVE-TEMPLES OF THE PALLAVAS : K.R. Srinivasan, 1964.
  • Vol. 2. AN ARCHITECTURAL SURVEY OF TEMPLES OF KERALA : H. Sarkar, 1978.
  • Vol. 3. CAVE TEMPLES OF THE DECCAN : K.V. Soundara Rajan, 1981.
  • Vol. 4. TEMPLES OF THE PRATIHARA PERIOD IN CENTRL INDIA : R.D. Trivedi, 1990.
  • Vol. 5. TEMPLES OF KHAJURAHO, 2vols : Krishna Deva, 1990.
  • Vol. 6. TEMPLES OF THE GANGAS OF KARNATAKA : I.K. Sarma, 1992.

THE DESIGN DEVELOPMENT OF INDIAN ARCHITECTURE : Claude Batley, 1973, Academy Editions, London, A4-100pp. import 3,000yen.
インド建築とその細部の実測図集。 1934年に出版されたものに写真を加えた増補版。 実測対象が体系的に選ばれているわけではないが、図面の好きな人にとっては興味が尽きない。

INDIAN ARCHITECTURE : B.L. Dhama, The Ajanta Printers, Jaipur, B5-90pp. 1,000yen.
前掲書と同じような描法による もう 1冊の実測図集。 出版年不明。

ELEMENTS OF INDIAN ARCHITECTURE : Jose Pereira, 1987, Motilal Banarsidass, Delhi, Varanasi, A4-110pp. 1,000yen. import 4,500yen.
インド建築における 「オーダー」 の研究書。 ギリシャ建築にドリス、イオニア、コリントといったオーダーがあるように、インド建築にも 5つのオーダーがあることを解き明かす。 描画多数。

THE MORTUARY MONUMENTS IN ANCIENT AND MEDIEVAL INDIA, Ratan Lal Mishra, 1991, B.R. Publishing , Delhi, A5-160pp. import 3,000yen.
インドにおける墓廟の歴史を 古代からムガル朝までたどる。 図版はわずか。

WATER ARCHITECTURE IN SOUTH ASIA, A Study of Types, Development and Meanings* : Julia A.B. Hegewald, 2002, Brill, Leiden, 30cm-390pp. import 15,500yen.
インド、ネパール、スリランカにおける水利建築の総合的研究。 豊富な実例を 5種に分類して分析し、それぞれの分布地図とともに 巻末にカラー 16ページ、モノクロ 96ページの写真を付す。

STEPS TO WATER*, The Ancient Stepwells of India : Morna Livingston, 2002, Princeton Architectural press, New York, 31cm240pp. import 5,350円.
西インドにおける階段井戸 (ステップウェル) と階段池 (クンダ) を長年研究してきた女流写真家が、それを集大成した豪華本。 新たに描き起こされた図面も多数収録。

THE STEPWELLS OF GUJARAT, In Art-Historical Perspective : Jutta Jain-Neubauer, 1981, Abhinav Publications, New Delhi, 29cm-220pp. 3,000yen.
グジャラート州に数多いバーオリ (階段井戸) の網羅的な研究書。 階段井戸の研究には欠かせない基本文献。 著者のジャイン=ノイバウアは 美術史家のジョティンドラ・ジャインの夫人。 モノクロ写真 84ページ、折り込み実測図 6葉。

THE ANCIENT BRIDGES OF INDIA* : Jean Deloche, 1984, Sitaram Bhartia Institute of Scientific Research, New Delhi, 1984, B6-120pp. import 3,200yen.
1973年にフランスの極東学院から出版されたものの英訳版。 平野部の石造橋とヒマラヤ地方の木造橋の研究書。

STUDIES ON FORTIFICATION IN INDIA [Collection Indologie 104.] : Jean Deloche, 2007, Institut Francais de Pondichery, Ecole Francaise d’Extreme-Orient, paperback 28cm-270pp. 5,000yen.
インドの古代都市を序論とし、南インドのヒンドゥとイスラームの城郭建築を研究した書。 都市図と城門の図面を多数挿入、写真はすべてモノクロ。

ANCIENT AND MEDIAEVAL TOWN-PLANNING IN INDIA* : Prabhakar V. Begde, 1978, Sagar Publications, New Delhi, A4-260pp. 1,000yen.
インダス文明の都市遺跡からムガル朝の庭園に至るまでの、インドにおける都市計画の歴史をたどる。 図版多数。

INDIAN MAPS AND PLANS, from Earliest to the Advent of European Surveys* : Susan Gole, 1989, Manohar Publications, New Delhi, A4-210pp, import 7,600yen.
ヨーロッパの地図制作法がもたらされる以前の インドの古地図の探求書。 122葉の古地図を収録して解説をつける。 カラー図版多数。

ANCIENT CITIES, SACRED SKIES, Cosmic Geometries and City Planning in Ancient India : J. McKim Malvill & Lalit M. Gujral (eds.), 2000, Indira Gandhi National Centre for the Arts, Aryan Books International, New Delhi, 29cm-150pp. 2,800yen.
1994年に国立インディラ・ガンディー芸術センターで開催された 「都市と星座、インドの宇宙的都市幾何学」 というセミナーに提出された 7編の論文を収めた書で、インダス文明のドーラヴィーラから近世のヴィジャヤナガラまでを論じる。 モノクロ図版。

都市形態の研究 : 鹿島出版会, 1971, B5-180pp. 1,300yen.
・ 雑誌 「SD」 の臨時増刊号をハードカバーにしたもの。 副題 「インドにおける文化変化と都市のかたち」。 飯塚キヨ氏によるファテプル・シークリーの都市研究を主とする。

ASPECTS OF CONSERVATION IN URBAN INDIA* [Lund Studies in Art History 4.] : Sten Nilsson (ed.), 1995, Lund University Press, Sweden, A4-240pp. import 5,000yen.
アフマダーバード・ラクナウ・ジャイサルメル・ジョードプル・ジャイプル・ハイダラーバード・ジュナーガド・トランクバール・プネー・デリーの各都市の現状と保存について それぞれの研究者が論じる。

GARDENS OF DELIGHT, Indian Gardens through the Ages : Rahoul Singh, 2008, Roli & Janssen, Netherlands, and Pavilion Books, London, 30cm-190pp. 3,400yen.
宗教の別を問わず、古代から現代に至るインドの庭園の種々相をオールカラーの美麗な写真とともに綴るエッセイ。 航空写真が多いのが珍しい。

大東亜建築論文 索引 : 京都帝国大学 工学部 建築学教室 編纂. 1944, A5-450pp.
・ 戦前のアジア関係の建築論文を集大成した目録。 インド関係は約 60ページだが、ファーガソンの "HISTORY OF INDIAN AND EASTERN ARCHITECTURE" など 重要な記載もれもある。


VAST SHILPA SHASTRA

VAASTU, the Indian Art of Placement : Rohit Arya, 2000, Dstiny Books, Rochester, Paperback, A5-120pp. 1,400yen.
中国の 「風水」 の姉妹版として、インドの 「ヴァースト・シャーストラ」 を一般向けに紹介する書。

VAASTU SHILPA SHAASTRA : D. Muralidhar Rao, 1995, S. B. S. Publishers, Bangalore, B5-230pp. import 650yen.
実務的な建築家である著者による 「ヴァースト・シルパ・シャーストラ」 の理解とその現実的適用の書。 日本の 「家相」 の書に似る。

THE PENGUIN GUIDE TO VAASTU, the Classical Indian Science of Architecture and Design : Sashikala Ananth, 1998, Viking, A5-210pp. 1,300yen.
女流建築家が 「ヴァーストゥ」 の原理と効用、設計における応用を説く。

BHARATIYA VASTU-SASTRA SERIES : D.N. Shukla, Vastu-Vanmaya-Prakasana-Sala, Lucknow.
伝統的な建築技芸書を 「ヴァーストゥ・シャーストラ」 と呼ぶが、その内の 6書を通してインドの建築・美術の規準を広範に研究した書。 第 1巻は建築を扱い、第 2巻で彫刻と絵画を扱う。 それぞれ後半にサンスクリット原文の抜粋を付す。

  • Vol. 1. HINDU SCIENCE OF ARCHITECTURE, 1960, 25cm-850pp.
  • Vol. 2. HINDU CANONS OF ICONOGRAPHY AND PAINTING, 1958, reprint 1993, Munshiram Manoharlal, New Delhi, 25cm-860pp. 2,650yen. import 1set 8,300yen.

ESSAY ON THE ARCHITECTURE OF THE HINDUS : B. Ram Raz, 1834, Royal Asiatic Society of Great Britain and Ireland, London, A4-160pp. antique 7,200yen.
「マーナサーラ」 を始めとするシルパ・シャーストラに基づいて、ヒンドゥ寺院の構成を解説した 今から 180年も前の本。 著者のラーム・ラーズは 1790年頃に生まれたインド人で 約 50枚の図面を作図して掲載しているが、その死後に出版された。 世界で最初の、インド建築史関係の書物といえる。

A STUDY ON VÂSTUVIDYÂ OR CANONS OF INDIAN ARCHITECTURE : Trapada Bhattacharya, 1947, Revised ed. 1986, Firma Klm, Calcutta, 22cm-510pp. 1,900yen.
「ヴァースト・ヴィディヤー」 というのは文字どおり 「匠明」 の意で、ヴァースト・シャーストラと同義である。 インドのさまざまな古文献に基づいて 伝統建築の規準を探求する。

INDIAN ARCHITECTURAL THEORY, Contemporary Uses of Vastu Vidya : Vibhuti Chakrabarti, 1988, Curzon Press, Surry, 24cm-210pp. 14,000yen.
ヴァースト・ヴィディヤー諸文献に規定された内容とその現代の建設活動への適用について、女流建築家であり著述家である著者が検討する。

-> L-11. BUILDING JAIPUR, the Making of an Indian City : Vibhuti Sachdev and Giles Tillotson, 2002, London

MANASARA SERIES : Prasanna Kumar Acharya, 1934- 46, Oxford University Press, London, reprint 1979- 81, Oriental Books reprint Corporation, New Delhi.
中世の南インドにおける建築技芸書 「マーナサーラ」 (我が国の木割の書 「匠明」 に相当する)に基づいた P.K. アーチャーリャによるヒンドゥ建築の研究書。 第3巻はそのサンスクリット原文、 第4巻がその英訳、第1巻はそれに基づく用語辞典で、その改訂版が第7巻。 第2巻はマーナサーラの研究、第5巻は説明用の図版集、第6巻は実際の建物の検証である。

  • Vol. 1. HINDU ARCHITECTURE, 1934, reprint 1981, 25cm-860pp. import 6,300yen.
  • Vol. 2. INDIAN ARCHITECTURE ACCORDING TO MÂNASÂRA-SILPASÂSTRA, 1934, reprint 1981, 25cm-270pp. import 3,500yen.
  • Vol. 3. MÂNASÂRA ON ARCHITECTURE AND SCULPTURE (Sanskrit text) , 1934, reprint 1979, 25cm-310pp. import 5,600yen.
  • Vol. 4. ARCHITECTURE OF MÂNASÂRA (translation into English) , 1934, reprint 1980, 25cm-790pp. import 7,000yen.
  • Vol. 5. ARCHITECTURE OF MÂNASÂRA (Illustrations of Architectural and Sculptural Objects) , 1934, reprint 1980, 25cm-154 folding drawings, import 11,000yen.
  • Vol. 6. HINDU ARCHITECTURE IN INDIA AND ABROAD, 1946, reprint 1979, 25cm-510pp. import 4,900yen.
  • Vol. 7. AN ENCYCLOPAEDIA OF HINDU ARCHITECTURE, 1946, reprint 1979, 25cm-700pp. import 5,600yen.

A SUMMARY OF THE MANASARA, A Treatise on Architecture and Cognate Subjects : Prasanna Kumar Achary, 1918, E. J. Brill, Leiden, 24.5cm-90pp. antique 7,900yen.
アーチャーリャによる 「マーナサーラ」 の要約。

MAYAMATAM, Treatise of Housing, Architecture and Iconography [Kalamulasastra Series 14.]* : French ed. by Bruno Dagens, 1970- 76, Pondeicherry, English ed. 1985, reprint 1994, Motilal Banarsidass, Delhi, 2vols. B5-1080pp. import 1set 3,500yen.
11- 12世紀に書かれた南インドのヴァースト・シャーストラとして名高い 「マヤマタ」 のサンスクリット原文とその英訳。

SILPA PRAKÂSA, Medieval Orissan Sanskrit Text on Temple Architecture : Râmacandra Kaulâcâra, translated and annotated by Alice Boner and Sadâsiva Rath Sarmâ, 1966, E.J. Brill, Leiden, B5-400pp. antique 27,800yen.
オリッサ地方のタントリズムにもとづく 中世の建築技芸書 「シルパ・プラカーシャ」 の研究。 他のヴァーストゥ・シャーストラと違って、著者である建築家の名前が記されている。 サンスクリット原文、その英訳、解説、用語集、そして理解のための写真図版 70ページ から成る。

Silpa Prakasa

SILPARATNAKOSA, A Glossary of Orissan Temple Architecture [Kalamulasastra Series 16.] : Sthapaka Niranjana Mahapatra, translated by Bettina Baumer and Rajendra Prasasd Das, 1994, Indira Gandhi National Centre for the Arts, Motilal Banarsidass, Delhi, 25cm-270pp. 2,600yen.
17世紀に編纂されたオリッサ地方の寺院建築の種々のタイプの名称と解説をサンスクリット原文と英訳で載せ、関連写真 30ページを付す。

THE CITRASUTRA OF THE VISNUDHARMOTTARA PURANA [Kalamulasastra Sries] : Parul Dave Mukherji (ed. & tr.), 2001, Indira Gandhi National Centre for the Arts, Motilal Banarsidass, Delhi, 25cm-270pp. 2,200yen.
シルパ・シャーストラの 「ヴィシュヌダルモッタラ・プラーナ」 を、サンスクリット原文、英訳、解説で示し論ずる。

SAMARĀNGANA SŪTRADHĀRA, An Ancient Treatise on Architecture : Bhojadeva (Paramara Ruler of Dhara), Sundarshan Kumar Sharma (translation and notes), 2007, Parimal Publications, Delhi, 2vols, 24.5cm-570 + 570pp. 1set 5,300yen.
11世紀のダール地方の王、ボージャが書いたとされる百科全書的なヴァースト・シャーストラ 「サマラーンガナ・スートラダーラ」 のサンスクリット原文と その英訳。

アジアの歴史的建造物の設計方法に関する実測調査研究 : 中川武監修, 1999, 早稲田大学アジア建築研究室, 29.5cm-230pp. 3,000yen.
・ 1993年から 96年にかけて行われたアジア各地の伝統建築の実測調査を基にして、その寸法体系と決定方法をヴァースト・シャーストラに対応させながら詳細に分析した報告書。 インドは 「東部のオリッサ様式寺院建築」 (黒河内宏昌) と 「ドラヴィダ様式ヒンドゥー教寺院建築」 (土屋武) が扱われている。

TALAMANA OR ICONOMETRY, Being a Concise Account of the Measurements of Hindu Images as Given in the Agamas and other Authoritative Works 「Memoirs of the Archaeological Survey of India 3.] : T.A. Gopinatha Rao, 1920, Superintendent Government Printing, Calcutta, B5-95pp. antique 750yen.
アーガマ文献などに基いて ヒンドゥ神像の造像法の寸法体系を論じた考古局の報告書。

VASTUSUTRA UPANISAD, the Essence of Form in Sacred Art : Alice Boner, Sadasiva Rath Sarma and Bettina Baumer, 1982, 3rd ed. 1996, Motilal Banarsidass, Delhi, 900yen.
『アタルヴァ・ヴェーダ』 に属して造像の技法を論じた ウパニシャッド文献のサンスクリット原文、その英訳、注解から成る。

-> A-58. インドの夢 インドの愛 : 上村勝彦, 宮本啓一編, 1994, 春秋社
-> R-66. 占術大集成 : ヴァラーハミヒラ, 矢野道雄, 杉田瑞枝訳, 1995, 平凡社・東洋文庫


BACK     NEXT

© TAKEO KAMIYA 禁無断転載