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『 カルパ・スートラ 』 の彩飾古写本、1500年頃
西インド流派 (グジャラート、ラージャスターン) Size= 12cm x 30cm
細密画は 「解脱者(シッダ)としてのパールシュヴァナータ」 を描いている。
パールシュヴァナータは蛇(コプラ)と密接な関係にある。 絵でも彫刻でも 常に 7頭のコプラ(ナーガの王ダラナ )の被り物を戴いている (守護されている) ので、24人のティールタンカラの中では すぐに見分けることができる(他は むずかしい)。 ここでは 悟りに達してシッダとなった パールシュヴァナータを描いている。