『 カルパ・スートラ 』 の彩飾古写本、1500年頃  (3B の細密画部分の拡大)
西インド流派 (グジャラート、ラージャスターン) Size= 9.5 x 7cm
フラッシュ光をあてて、金を光らせて撮影。 今では 金が ずいぶんと劣化しているが、描かれた当時は、相当にきらびやかだったことだろう。
細密画は 「城を出発するマハーヴィーラ」 を描いている。 冬の マルガシルシュ月 10日に、多くの神々や人間や阿修羅に見守られながら、インドラ神が用意した 「月光(チャンドラプラバ)」 という名の輿に乗って 城を出る。