チャンディーガル市立美術館、付属の展示パビリオン 1990年竣工、設計:ル・コルビュジエ

ル・コルビュジエの没後に増築された展示パビリオン(常設展とは別に、企画展を行うための展示室)
このパビリオンの原案は、1950年の「ポルト・マヨ計画」にまでさかのぼる(下図)。
それを原型とする チューリヒの ル・コルビュジエ・センター (1967) は鉄骨造だが、
こちらはRC造。 右側は斜路(ランプ) ル・コルビュジエは 東京の国立西洋美術館にも
当初から この形態の「展示パビリオン」を提案していたが 実現せず、その代わりに
1998年に 前庭の地下に、全く別の「企画展示室」が増築された。


(From "Le Corbusier Oeuvre Complète 1946-52", Zurich)