高さ78mに聳える ボンベイ行政庁舎、F.W. スティーヴンス設計
19世紀のちょうど後半を生きたスティーヴンスは、英国のバ- スで
教育を受けたあと19歳でインドに渡り、めきめきと頭角を現した。
2つの終着駅の間に設計した 行政庁舎は、VT駅の向かいに位置している。
三角形の敷地条件を生かして左右対称のモニュメンタルなデザインとし、
VT駅と対峙させている。この作品と次のチャーチゲイト駅では、
各部の頂部にドーム屋根を載せて「インド・サラセン風」とした。
Bombay Municipal Corporation Buildings, 1888-93,
by F. W. Stevencem, High Victorian Gothic Revival architect